今回は女友達と一緒に観ると盛り上がること間違いなしのパーティムービーを紹介します。10代の頃にストリップダンサーをしていたチャニング・テイタムの実体験を基に、主人公のサクセス・ストーリーとショービジネスの裏側を描いた『マジック・マイク』(2013)の続編『マジック・マイクXXL』。キャッチコピーは「カラダ目当てで来て下さい」です(笑)。これは、三角関係やら壁ドンやらの少女漫画の実写化とは一線を画した、大人の女性のためのエンターテインメント映画です。
伝説のダンサー・マイク(チャニング)が引退してから3年。昔の仲間とともにダンスコンテストに挑むというストーリー。本作では前作で描ききれなかった個々のキャラクターやパフォーマンスにフィーチャーし、コメディ要素もプラスされています。7月1日より全米公開されると、同日公開の『ターミネーター:新起動/ジェ二シス』をおさえて初日初登場1位を獲得!
前作がとても面白かったので、この続編をとても期待していましたが、私は前作のチーム・パフォーマンスの方が好みだったのと、マシュー・マコノヒー(前作ではストリップクラブのオーナー役)が本作には出演していなかったので、ちょっと残念に思いました。しかし、米『People』誌2012年度“最もセクシーな男”チャニングの見惚れるダンスは健在で、本作で初めて歌を披露している正統派イケメンのマット・ボマーや男の色気ムンムンのジョー・マンガニエロ、そして新たに加わったジェイダ・ピンケット・スミス(ウィル・スミス嫁)やアンバー・ハード(ジョニー・デップ嫁)が女性の気持ちを代弁していて、タイトル通り“XXL”にパワーアップしています。
前作同様、本作でも主演兼プロデューサーを務めたマルチなチャニングですが、面白そうな待機作が目白押し。クエンティン・タランティーノ監督の新作映画『The Hateful Eight(原題)』、ジョエル&イーサン・コーエン兄弟監督の新作映画『Hail Caesar(原題)』、ジョニー・デップ出世作ドラマ原作のアクション・コメディ第3弾『23 Jump Street(原題)』、『X-MEN』シリーズのスピンオフ映画『Gambit(原題)』など、今後も要注目です。
とにかくイケメンたちのセクシーなダンス・パフォーマンスに眼福で、ハロウィン・イベントにもぴったりかも(※チャニングはくまのプーさんのコスプレをInstagramで披露!)。ストレスフルな日常は忘れて、劇場で女友達とドーパミン全開で盛り上がってください。
『マジック・マイクXXL』
新宿ピカデリーほか絶賛公開中(R15)
http://wwws.warnerbros.co.jp/magicmikexxl/
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