マドモワゼルのド根性、見せてあげる。
8月17日から公開となるかつてないオシャレで新しいエンターテイメント『タイピスト』。
ポップでキュートな50年代カルチャー&ファッションが詰まったフランス映画です。
フランス映画はちょっと苦手……という大人女子もちょっと待った!
CheRishでは、最高にキュートで最高にファッショナブルな『タイピスト』を鑑賞して女子力UPすることオススメ!
誰もが憧れる50年代のファッション
世界を飛び回る仕事がしたい!”と田舎から最新流行の“秘書”を目指して面接を受けに街へと出てきた主人公ローズ。
彼女が映画の中で見せるファッションは、まさに50年代そのもの。
映画の前半ではグレー、ネイビー、ホワイトなどを上手に取り入れられているけれど、どこか垢抜けきらない色合いが多いのも事実。
トップスはコンパクトにまとめられているけれど、襟元や袖などは丸みがある女性らしいタイプ
スカートはウエストから裾に向かってギャザーがたっぷり!ボリュームもたっぷり。でも、ウエストはキュっと絞られている。
そんな、ワンピースやドレス、ブラウスにスカートが定番。
そして映画後半、才能を開花させた後は、ローズのスタイルも大きく変わる。
全体的に明るい色の、特にピンク色のファッションが多く、またパーティーシーンでは、シックで大人っぽいドレスを着ていたりと、女性としてワンランクステップアップしている。
可愛らしさを残しつつも、女性らしさが増したファッションになっているのが特徴的だ。
今すぐ真似できるメイクとヘアスタイル
ローズの髪型と言えば、くるんとしたポニーテール。アクセントとして小さめのリボンを飾るのがローズ風。
キュっとまとめたポニーテールはかわいさを残しつつも顔を出すことで女性の決意の強さを現しているスタイルとも言える。
洋服に合わせてリボンを選んでみる。このヘアスタイルなら、私たちでも今すぐに取り入れることができるのでは。
映画後半では、アップスタイルまたはダウンスタイル共にカールは強め。
それまでのナチュラル感から、しっかりと作られたヘアスタイルになっている。
メイクも同じで、映画前半ではとてもナチュラルメイク。
リップもほんのりピンク色のものが多いですが、映画後半では少し表情がキリっと見える、出来る女性風の色を使っています。
パーティーシーンでは赤いに近いものを、コンテストのシーンではツヤのあるローズピンクをチョイス。
アイラインもしっかり引き、全体的に引き締まった印象のメイクとなっている。
休日にはナチュラルなローズメイクを楽しみ、オフィスではキャリアウーマンなローズメイクで決めてみては?
かわいくても強い! 強くてもかわいい!
50年代は変化の時代。ファッションやエンターテイメント、職場での女性の地位が変わりはじめた時代。
今の時代でこそ男性も女性も同じ立場で働くことが当たり前ですが、当たり前だからこそ忘れてしまっているものはありませんか?
夢を叶えるための必死にがんばることはもちろん、夢が何かさえわからない・・・『タイピスト』はひたすら一生懸命に頑張るローズから学ぶべきことがいっぱい!
夢を手に入れたい!と願ったローズはがむしゃらに頑張る。
そして、1つ1つ目標を達成するとそこで立ち止まることはなく、次のステップへと駆け上がって行く。
時には悲しいことも、悔しい思いもするけれど、それでも彼女が手に入れたいものは?そして最後にローズが手に入れるものは……。
『タイピスト』
8月17日(土) ヒューマントラストシネマ有楽町他全国順次ロードショー
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