「うちで子猫の成長日記連載してよ!」
6月某日。CheRish Brun. 小路編集長からの依頼に、一も二もなく飛びついたわたし。
![黒猫のトム](https://cherishweb.me/wp-content/uploads/2022/07/S__70721538.jpg)
トム近影。
キッチン出窓付近探索中。
6月半ばに迎えたばかりの2匹の兄弟子猫、トムとジェリー。
彼らの可愛さを、余すところなく世に知らしめたい!
そんな親バカ全開で抱いていた願望が、こんな形で叶うとは。
トムとジェリーを迎える数か月前、
3代目・バロン、4代目・琥寅を相次いで亡くした。
バロンは2021年12月下旬、琥寅は2022年3月初旬、
2匹ともとても若かった。
琥寅はやっと1歳になるかならないか。
![黒猫のトム](https://cherishweb.me/wp-content/uploads/2022/07/S__70721541.jpg)
我が家へ来て3日目のトム。
素晴らしく可愛く撮れた1枚。
自分は猫を飼う資格がないんじゃないか、
もっともっと出来ることがあったんじゃないか、
うちに来なければ、あの子たちはもっと長生きできたんじゃないか。
そんな自責の日々を送っていたわたしに、
自身もミルクボランティアをし、バロンと琥寅を貰い受けた保護施設を紹介してくれた友人がこう言った。
「春になれば猫の出産シーズンになる。きっと自分のところにも、子猫たちのミルクボランティア依頼が来る。そうしたらこの子なら大丈夫って思う子をお世話するから、それを励みに元気を出して。」
毛色も、性別も、どんな猫たちが保護されてくるのか分からない。
それでも縁があってくるであろう子を、とにかく無条件で受け入れよう。
そう決意して待つこと数か月。
運命の日は突然やってきた。
![黒猫のトム](https://cherishweb.me/wp-content/uploads/2022/07/S__70721540.jpg)
キッチン出窓。
高い所から見下せるのがトムのお気に入り。
2022年5月16日。
友人から連絡が。
「子猫の情報が入りました。まだミルク(しか飲めない)で小さいそう。なんと黒猫が1匹いるとのこと。」
![黒猫のトム](https://cherishweb.me/wp-content/uploads/2022/07/S__70721542-900x1200.jpg)
保護された直後のトム。
猫風邪で目もショボショボ。
鳥肌が立った。
亡くなった3代目バロンはまさに黒猫。
もし、万が一にも黒猫が保護されたなら、また黒猫を迎えたい。
友人にはポロっとそんなこともこぼしていたけれど。
![3代目 バロン](https://cherishweb.me/wp-content/uploads/2022/07/F22E8E3A-671D-45C3-BC4A-3534D0A01397-960x1200.jpg)
甘えたでツヤッツヤの、
とびきり美しい黒猫だった。
まさか本当に黒猫が来るとは。
けれど、奇跡はひとつじゃ終わらなかった。
To be contimew.
![トムとジェリー](https://cherishweb.me/wp-content/uploads/2022/07/S__70746117.jpg)
黒猫トムと、キジトラ長毛のジェリー。
2022年5月初旬。推定、生後3週間で野良の母猫と共に保護をされる。
エリイの友人ミルクボランティアの元で大切に育てられ、2022年6月17日、兄弟揃ってエリイ家一員に。