統一感を持たせる
とは言え、ただただ好きなものを集めて(これはこれで楽しいですよね!)食卓に並べればOKというわけではありません。食卓に並んだ時の統一感が大切です。私が「すてきだな」と思うカフェでも、とりわけ統一感が大切にされています。
では、実際にどんなふうに統一感を持たせることができるでしょうか。
色違いで揃える
私が好きな北欧を代表する2つのブランドARABIA(アラビア)とiittala(イッタラ)の26センチプレートです。どちらのお皿も違うカラーもあるので色違いで揃えるがおすすめです。私は左のパラティッシシリーズはブラックも持っています。ティーマ プレートはカラーが豊富なので白の他にお気に入りの色を揃えると楽しいと思います。白はどんなお皿と組み合わせても違和感なく使えるので1枚持っておくと便利です。
映画「かもめ食堂」で一躍人気となったアラビアの24h Avecもブルーをメインに限定カラーなど数種類あります。
色違いで揃えておけば統一感が出ますし、数種類持てます。同じカラーのお皿を4枚持つより複数枚持っていた方が楽しくないですか?
柄違いで揃える
次におすすめなのが同じ食器を柄違いで揃えることです。同じブランドや作家さんの同じ種類の食器であれば統一感が出せます。
想像してみてください。二人家族の食卓。この別々の食器が並べられていても違和感ないと思いませんか?
ただ、好きだからと言って種類の違う模様のお皿をたくさん並べると野暮ったい印象になるので注意が必要です。
柄と無地で揃える
こちらは、東屋の木瓜角皿です。下の模様が入っている木瓜角皿は、私が大好きなショップSCOPEさんのオリジナルの非売品です。母からもらいました。
これがとっても使いやすかったため、自分でオリジナルのものを買い足しました。焼き魚やお漬物、卵焼きはもちろん、蕎麦猪口と組合わせるのも可愛いです。
同じカラーテイストで揃える
違う柄でも同じカラーテイストで揃えるのがおすすめです。左はアラビアの24h トゥオキオシリーズ。右はアラビアの140周年時に発売された記念プレート マイサです。どちらもアラビアのものなので統一感があると言えばそうなのですが、他のブランドのものを選ぶときにも同じカラーテイストで合わせると違和感なく食卓に並べることができます。
余談ですが、トゥオキオ、アベックについている24hは、朝から晩まで24時間使えることをコンセプトとし、柔らかくカーブしたシェイプにフィットするようデザインになっています。
こちらは全く違う2つのケーキ皿ですが、カラーテイストを合わせて購入しました。しつこいようですが、同じお皿を2枚買うよりも1枚ずつ購入した方が楽しみが増えます。
大きさで揃える
食卓に並べたときにそれほど主張しない小さいサイズの平皿や小鉢、豆皿などは好きなものを1つずつ集めるのもまた楽しみです。私の目下の楽しみは豆皿集め。本当に気に入ったものを少しずつ集めています。
蕎麦猪口は、お浸しや和のデザート、ちょっとしたスープを盛り付けるのにとても便利です。蕎麦猪口だからと言って、お蕎麦のつゆだけを入れる必要はありません。
こちらの小皿は全く別のものですが、同じサイズのものを濃いグレーと薄いグレーで合わせています。
こちらは、同じサイズで立ち上がっているタイプのお皿。白と黒なので違和感なく一緒に使うことができます。
「色違いで揃える」でもご紹介したイッタラのティーマ プレート。右が26センチ、左が23センチです。たった3センチ違いですが、使ってみると結構大きさの違いを感じます。使用用途でサイズを変えるのもおすすめです。
26センチサイズのお皿は使い勝手の良いサイズ。ワンプレートにしても、大皿的に使かうのにも便利です。小さいお皿に料理をたくさん盛り付けるのは雑な印象になるので、気を付けましょう!余白は大事です。