いよいよ8月。
今回はちょっとしたお出かけにも使えるバスケットを使って、夏らしいアレンジをご紹介します。
用意するもの
・縦長のバスケット
・ガラスコップ
・ナルコラン
・シロタエ
・アイビー
・アナベル
・デンファレ(白)
まずは、バスケットとコップを用意します。
今回はブルーのコップにしました。
コップにたくさんお水を入れて、バスケットの中に入れたら、どちらかの端にセットします。
ナルコランという、白い斑入りの葉っぱ、シルバーのシロタエの葉をそれぞれ1本ずつ、茎をコップの中に挿します。
この時のポイントは、葉っぱの長さがバスケットの高さ1/3くらい、バスケットの縁の部分から出ていることです。
縦長のバスケットなので、そのくらいで綺麗なバランスが取れます。
次にアイビーの茎の先端を先ほどのコップの水の中に入れて、あとはバスケットの持ち手にもぐるぐると絡ませるようにデザインします。
蔦の性質を使うことで、デザイン性も生まれ効果的な飾り方です。
これだけでも充分ですが、もう少しアレンジを楽しみたいという方へのご提案です。
お庭で大きく咲いたアナベルがあったので、そちらも加えて活けてみると……少し、勢いのある夏のアレンジが愉しめます。
アナベルは紫陽花と同じように梅雨時期、フレッシュなグリーン系から白のお花が楽しめます。
少しづつ乾燥してきますが形も色もきれいに残るので、夏の間はこのように飾って楽しめます。
そして、もう少しラグジュアリーにと思う方は、白のデンファレを加えてみてはいかがでしょう。
グッとお部屋の中が華やぎますよ。
夏の間も季節のお花を使って、お家の中にフレッシュな風を入れましょう。
Living with Flower
7月に久しぶりにパリに行ってきました。
今回はその時に見たドライフラワーのアレンジをご紹介。
なんとパリは私が到着する前日まで41度という気温だったそうで、現地の方はすっかり夏の暑さに参っている様子でした。
ご存知の方も多いと思いますが、通常、パリはそんな気温になることがほどんどないので、クーラーなどの設備が常備されていません。
そうです、それはもう大変なことなのです!
私の滞在中は、ありがたいことに気温は例年通りに落ち着き、過ごしやすかったのですが、今はまた酷暑が続いているようです……
今回の滞在は、スケジュールがタイトだったので、私はゆっくりお花を活けることはできなかったのですが、お店のディスプレイに珍しく?ドライフラワーが使われていたこのは、パリの暑さを物語っているのではないでしょうか。
講座のご案内
スポット受講が可能です&9月に発表会をいたします!
*F.L.ライトの建物で花を活ける「Décoration Florale―デコラシオンフローラル【芸術文化】
1日の勤めを終えた心に、花や緑と対話するひとときはいかがですか?明かりの灯る明日館食堂は、一層デザイン性が際立ち重厚感あふれる空間に変わります。そこが捜索とまなびの教室です。花を扱う基本や飾るポイント、活ける技術を丁寧に学びながら、無心なって植物と対峙する優しい90分間で、いつもの自分に少し特別な風を吹かせましょう。
プログラム と日程( 各回とも19:00~20:30 )
※持ち物 花ばさみ・筆記用具
- 8/21 南国フラワーと折り
- 9/25 明日館の食堂を飾る
※発表会の詳細は追ってさせて頂きます。ぜひお立ち寄りいただけると幸いです。
同会場での他のレッスン
*”花”ある暮らし「亮子さんのフラワーレッスン」
https://jiyu.jp/kouza-2019z/#list-48
自由学園明日館 公開講座事務局
〒171-0021 東京都豊島区西池袋2−31−3
お電話、または以下の明日館の公式サイトよりお問い合わせください。
☎︎03-3971-7326 (日・月・祝休み)fax 03-3971-7329
http://www.jiyu.jp/