こんにちは。
フラワーエッセンスセラピストの池尻結美です。
この連載では、大人女子の心の揺らぎに寄り添うフラワーエッセンスとネイチャーエッセンスを、12星座のテーマと月のリズムに基づき、シチュエーション別にご紹介しています。
(フラワーエッセンスの詳しい使い方については、第1回目のコラムをご覧ください。)
早いもので、もう2月。
前回のコラムでは、強力な「スーパー・ブラッド・ウルフムーン」に着目し、「獅子座の満月」にまつわる大人女子の感情と、“豊かさ”に寄り添うエッセンスをご紹介させて頂きました。
今回は再び、「新月」にフォーカスしていきます。
月は、2月5日6時4分ジャストで水瓶座の位置で新月となりました。
では早速、この水瓶座の新月期を象徴するテーマと、その流れの中で起こりがちな大人女子の感情を読み解いていきましょう!
今回はどのようなエッセンスが、皆さんの心のサポートとなってくれるのでしょうか……?
2019年2月 水瓶座の新月のテーマとは?
水瓶座の新月期には、月のエネルギーが「水瓶座」のテーマに影響を受けるため、そのテーマに関連した願い事や目標を掲げると実現しやすいと言われています。
そんな水瓶座のテーマには、「知的」「新しい事」「友情」「寛容」「精神的自由」など、“自分らしさ”を内側にも外側にも開放するようなイメージのキーワードが挙げられます。
具体的には、今まで自分と関わりのなかった物事や人に焦点を当てたり、交流を深めるといったことが始まりやすいタイミングです。
特に、今回の新月前後には「コミュニケーション」と「知性」を司る水星も水瓶座に入ります。自分自身の内側で深め、拡大させた情報や知識を、会話や文章など様々なコミュニケーション手段によって周囲へと広めて「共有」していく、といった感覚です。
では、この「水瓶座の新月」の流れに上手く乗るには、どのような事に気を付けて過ごせば良いのでしょうか?
早速、「仕事・学習」、「メンタルケア」、「恋愛」の3つのシチュエーション別に見ていきましょう!
【仕事・学習】いつもとは違う「角度」と「視点」が“柔軟性”のカギに
水瓶座の新月期は、仕事面においてもコミュニケーションが活発になりそうです。
新しいシーンや段階へと足を踏み入れたり、自然と知識を深めたくなったり、今まで手を付けたことのない分野を勉強し始める人もいるかもしれません。
自分の成長やステップアップに繋がる知識や、有益な情報を得るためにも、やはり周囲とのコミュニケーションは欠かせませんよね。
自分の意思を相手にちゃんと伝えたい時、そして、相手のアイデアやアドバイスを引き出し、それを柔軟に受け容れたい時は、この2つのエッセンスがおすすめです。
1つは、パシフィックエッセンスの「MALACHITE (マラカイト)」(7.5ml ¥2,300)という、ジェムエッセンスです。このエッセンスは、深いエメラルドグリーンと青色の美しい層が印象的な「孔雀石」と呼ばれる天然石のエネルギーが転写されたエッセンスです。
マラカイトはパワーストーンとしても人気で、心身の浄化に役立つとされています。
マラカイトのジェムエッセンスは、「洞察力」や「直観力」を高め、自分自身の内面にスポットを当てて、眠っていた本音や感情を引き出すサポートとなってくれるでしょう。
また、コミュニケーションの場においては、良くも悪くも他人の言葉の勢いやエネルギーに飲まれやすい(同調しやすい)状態から保護して、安定した感情で応じられるようサポートしてくれるでしょう。
もう1つは、PHIエッセンスの「Yeiazel(イアセル)」(15ml ¥3,700)という、エンジェルエッセンスです。
この連載では初めて登場するジャンルのエッセンスですね。
「守護天使」のエッセンスと言うと、かなりスピリチュアルで実感が沸かないという方も多いかと思うのですが、もっと身近な捉え方で説明するならば、月や星、植物や生物と同じように、私たちを取り巻く自然界や宇宙のエネルギーを「天使」という化身として分かりやすく実体化したもの、と言ったところです。
エンジェルエッセンスにも様々な種類がありますが、このイアセルのエッセンスのエネルギーは、私たちの中にある「知性」と「直感」を繋げるサポートとなります。
具体的には、自分の内側に眠る経験や知識に気付かせてくれると同時に、相手の良さにもスポットを当てられるようになり、円滑で良好なコミュニケーションを助けてくれるでしょう。
水瓶座のテーマである「団体」や「友好」といったキーワードからも、この新月期はビジネスシーンにおいて、「周囲と互いに高め合う」ことを心がけると良いかもしれませんね!
【メンタルケア】伝わらない時は、“内側”と向き合い“角度”を変えてみる
コミュニケーションが拡大して、新たな物事や人間関係に足を踏み入れる時には、これまで慣れ親しんできたものとは違う感覚やエネルギーが働きますよね。
自分の中で「当然」と思っていた事もそこでは通用しなくなったり、意思疎通がスムーズに行かず試行錯誤が必要になったりと、メンタル面では漠然とした違和感や自分のスタンスとのギャップにモヤモヤとしてしまうかもしれません。
そんな時には、これからご紹介する2つのエッセンスにサポートして貰うのがおすすめです。
1つは、パシフィックエッセンスの「Brown Kelp (ブラウンケルプ)」(7.5ml ¥2,300)というシーエッセンスです。このエッセンスは、直面している混乱した状態や行き詰まった状態を、一度自分の内面と向き合うことで別の方向から物事を見ることができるようサポートしてくれます。
何か新しい事をスタートする時や、目標達成に向かって行動する時には、その方向にエネルギーを無駄なく注いでいくのを後押ししてくれるので、地に足の着いた考え方とひらめきなどの感覚的なもののバランスを取りたい人にはおすすめのエッセンスです。
もう1つのおすすめは、同じくパシフィックエッセンスの「Wallflower (ウォールフラワー)」(7.5ml ¥2,300)というフラワーエッセンスです。
このエッセンスはまさに、「コミュニケーション」そのものに関わる感情をサポートしてくれます。
「コミュニケーション」と言っても、ひとえに“声”を交わすだけではなく、“目”で通じ合ったり、その場の空気を読んで理解したり、言葉の裏にある本音を感じ取ったりと、手段は様々あると思います。
ウォールフラワーのエッセンスは、相手から受ける印象や言葉の真意を五感で感じ取りながら、同時に自分自身の伝えたいことも色々な手段を駆使して表現できるよう助けてくれます。
また、このエッセンスの良いところは、過去に上手くコミュニケーションが取れずに感じた「自分の事を理解してもらえない」という絶望感や、子供の頃から抱える「居場所がない」といったようなトラウマを浄化するサポートにもなるということです。
この2つエッセンスは、それぞれに違う角度から感情のバランスを整えてくれますので、ご自身の心の状態に合わせて選んでみて下さいね!
【恋愛】相手の魅力に気づきつつ、同時に自分の魅力をアピールするためには?
さて、水瓶座の新月期の恋愛においてはどのような感情が浮かび上がってくるでしょう?
安定的かつ一貫的な水瓶座の新月期の流れにおいては、恋愛も「寛容さ」や「知的さ」がテーマとなりそうです。この時期は、差別なく公平な視点で相手の言葉を受け止めることが出来るタイミングでもあるので、そのエネルギーを上手く利用したいところ。
パシフィックエッセンスの「Ox-Eye Daisy (オックスアイデイジー)」(7.5ml ¥2,300)というフラワーエッセンスは、まさにそのエネルギーをポジティブに後押ししてくれるはずです。
オックスアイデイジーのエッセンスのサポートを一言でいうと、「Perspective(広い視野)」です。
パートナーや気になる相手とコミュニケーションを進めて親しくなるにつれて、どうしても観えている視野が狭まってきてしまう、という事ってあると思うのです。
そんな時にはこのエッセンスの助けを借りて、相手の事も自分自身の事も、広い視野を持って客観的に観るということも必要なのではないでしょうか?
お互いの魅力や良い所に改めて気づくことができ、新鮮なコミュニケーションがとれるかもしれませんよ!
そもそも、コミュニケーションはお互いの“心”を交わして、お互いに“気づき”を得る手段。
仕事でも、恋愛でも、友人同士でも、普段からご自身の「“ハート”と“直観”を相手に向けて伝える」という心がけの積み重ねが大切なのかもしれません。
最後に…
次回第4回は、2月20日(水)午前0時54分、乙女座の満月に更新予定です。
2月の満月は、2019年で最も大きい「スーパームーン」となります。
乙女座のテーマは、「完璧主義」「勤勉」「分析」「秩序」といったキーワード。
そして、満月は色々な物・ことが“満ちる”タイミングです。
それらを踏まえて、皆さんの心と意識を高めてくれるようなエッセンスを、オラクルカードを使って導き出していきたいと思います。
それでは引き続き、ご自身の感情の変化と天体のエネルギーを感じつつ、楽しみながらフラワーエッセンスを活用してみて下さいね!
【コラム後記】フラワーエッセンスの起源について
その始まりは太古の昔、医学が未発達の時代に遡ります。ヨーロッパや中東などでは、人々がお花や植物の朝露にパワーが宿っていると信じられ、そのパワーを取り込もうと朝露を飲んでいたことが起源とも言われています。
「自然療法」として正式に確立されたのは1936年。イギリス人医師であり、細菌学者のエドワード・バッチ博士によって「バッチフラワーレメディ(花療法)」が誕生しました。
その後、バッチ博士の理念を継いだ作り手たちにより、「フラワーエッセンス」や「ネイチャーエッセンス」として、世界各地へと普及していきました。
約80年以上経った現在に至るまでに多数のエッセンスブランドが誕生し、日本でも専門店やナチュラル志向のセレクトショップ、食品雑貨店などで、手に取ることが出来るようになりました。
最近ではナチュラルビューティ志向、ヘルシー志向の女性を中心に注目が高まっています。