大変な猛暑が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
こんなに暑くっても、植物は気候に順応し、季節の花は人々の目を時に楽しませ、夏らしさを感じさせてくれます。その生命力に励まされます。

さて、今回ご紹介するお花は、夏のお花。
涼を思わず探してしまう日々が続いていますね。
こんな時は毎年、私は多湿高温に強いグリーンの鉢植えと少しのお花を飾ることが多いです。どちらも大活躍してくれますよ！

そして、今年も数種類の朝顔が、先日開花しました。
こちらの朝顔は江戸時代の「変化朝顔」の末裔と言われています。数年前に、編集者の友人が、大学で朝顔を研究されている先生を取材した際、種を頂いたそうで、それを譲り分けてもらい育てました。

この朝顔たちは、7つの漢字から成る名前を持ち、まるで戒名みたいだなあと思ったものです。
種から発芽させて、今に至っています。

江戸時代は朝顔の園芸ブーム。花弁にフリルのようなもの、先端が細くまるで糸のような花弁のもの、・・と一見朝顔にはとても見えないものもあり、品種改良・交配が進んで、多種多様な品種が作り出されたことが、そのころの図鑑のような書物にもたくさん残されています。なかでも特に、黒系や黄色系の朝顔は幻だったとか！

今でもその名残があり、夏の風物詩として、この季節になると「朝顔市」などでもにぎわいますが、特に近年は「団十郎」が人気のようです。

今も昔も、熱い情熱を持って、何かを熱心に研究し、新しいものが生み出されることはとても素晴らしいことに思います。そういった気持ちがなんでもそうですが、朝顔と一緒に、受け継がれているって、とても素敵なことだと思います。

まだまだ暑さは続きそうですが、どうぞお身体には気をつけて、
楽しい良い夏をお過ごしください。

あっ！お花も飾ってくださいね♪

今回の五本のお花
＊トルコキキョウ
＊ラン
＊ブルーアザミ
＊斑入りヤツデ
＊ミント
・アジアンタム（鉢植え）

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