憧れの街・パリ。
背筋をピンと伸ばして颯爽と街を歩くパリジェンヌたちは、パリの美しい景観に見事にマッチします。
トリコロル・パリさんの新刊『パリジェンヌのスタイルある暮らし』は、今までのガイドブックとは違って、「Art et Essai」系映画館の元館長、ジュエリーデザイナー、23歳で起業した女性、
パティシエにカフェ経営者…と、パリジェンヌ10人にインタビューした読み物的な一冊です。
シングルマザーやPACSと、結婚・パートナーとの在り方についても異なる10人。
彼女たちのライフスタイルを通して、単に”素敵なパリ生活”を憧れとするだけでなく、女性としてのキャリアパスの描き方、子育て、フランスと日本の価値観の相違…
日々忙しく働いて目の前のことで精一杯な人たち(自分もそうなのですが)にも、子育てやパートナーとの関係に悩みを抱えてる人にも、フランスでの生活に興味がある人にも、是非読んでいただきたい一冊。
「女性として生きる」こと、生活する空間の大切さ、そして悩み解決のヒントに…と、様々な切り口で共感したり学んだりできます。
旅行するとき、或いはパリに住んだことがある方も、すれ違うパリジェンヌたちが、どんな職業について、どんな生き方をしているのか…なんて、考えたことはあるでしょうか?
妄想癖がある私は(と言っても変な意味ではないですが…)旅をすると、その街に住む人たちが普段どのような生活を送っているのかなーって考えながら人物観察をすることがしばしばあります。
中でも旅行回数が多いパリでは、特にパリジェンヌたちを見るのが楽しい!
(もちろんイケメンパリジャンも、ですが…☆)
パリジェンヌたちは、着飾ってなくてすごく自然体、なのにすごくかっこいい…
個人的にパリジェンヌは「他人に流されない」イメージなんですが、「他人に流されない」自分の確固たる考えを持って前を向いて生きること。「自然体」自分を持っているからこそ、自分のキャパがわかる。頑張り過ぎないこと。っていうのを、この本を読んで改めて感じました。
お部屋の間取りも掲載しているので、彼女たちがこの空間でどんな生活をしているのか、インテリアのヒントも得られるし、10人のパリジェンヌそれぞれパリのオススメスポットも紹介しているのでガイドブック的要素もあります。
私事ですが、来月パリに行ってきます!
すれ違うパリジェンヌたちの見方がこの一冊でちょっと変わるかもしれません☆
トリコロル・パリ
http://tricolorparis.com/
パリジェンヌのスタイルある暮らし
http://www.amazon.co.jp/dp/4479782931/