1ヶ月に1冊本を読む。新しいチャレンジとして取り入れるのはどうでしょう?
ネット環境が整ったことで、本離れが進んでしまってると言われています。でも、本は私たちに色々なことを教えてくれます。
2020年、世界中の人々がこれからの生き方、暮らし方について考えたと思います。
今の暮らしを見つめ、これからの暮らしを考えるのに、ぜひ読みたいCheRish Brun.おすすめの5冊をご紹介します。
『暮らしのなかのSDGs ―今と未来をつなげるものさし―』 アノニマ・スタジオ 編
出版元:アノニマ・スタジオ
近年、耳にすることが多くなった“SDGs(持続可能な開発⽬標)”。
『暮らしのなかのSDGs』は、
という方には入門書として。
という方にはアイディアブックとしておすすめできる1冊です。
Q&Aでは、27の質問にたいして年代も住んでいる土地も職業もさまざまに生きる人たちのアンサーではなく“アクション”が紹介されています。
些細だと思ってしまうことも、良き未来にとっての第1歩かもしれません。
「もしかしたら……」と、疑問に感じていたことが、キーポイントなのかもしれません。
ぜひ、コロナ禍の今、自分の暮らしや生き方と向き合うために読みたい1冊です。
–SDGs(エス・ディー・ジーズ)とは–
「Sustainable Development Goals」の略称です。
日本語に訳すと「持続可能な開発目標」。
貧困や不平等・格差、気候変動などのさまざまな問題を2030年までに根本的に解決することを⽬指す、世界共通の17の⽬標です。
大きくは「経済」「社会」「環境」の3分野に分けられています。
これが登美さんの“福吹く”暮らし 群言堂・松場登美
出版元:婦人之友社
島根県大田市にある小さな町「大森町(石見銀山)」に住む群言堂デザイナーである松場登美さん。
2008年に宿泊施設としてオープンした「暮らす宿 他郷阿部家(たきょうあべけ)」は、築230年の武家屋敷に松場さん自ら住み込んでリノベーション。
訪れる人にとって「心のふるさとになるように」との願いがこめられています。
本書では他郷阿部家や松場さんの暮らしの中から愛着のあるものが紹介されています。
昔から使い続けているものが、今よりもっと愛おしく感じられたり、受け継いだ味がより大切に感じられたり、本当の意味での“心地の良い暮らし”を見つめ直すきっかけに。
暮らしの“こだわり”とは。
風の時代だからこそ読みたい1冊です。
–ちょっと余談–
群言堂が運営している西荻窪にある古民家カフェRe:gendo。
私の大好きなカフェの1つです。
ていねいに作られたお料理とお菓子。
そして、こだわりの調味料、オリジナルのお茶、ステキで使いやすそうな食器、着心地の良い洋服も販売されています。
Re:gendoで過ごす時間は、まさに心地よい時間。
ついつい立ち寄ってしまいたくなる、私にとって憩いの場所です。
揺れ動く今 みつけたい わたしの真ん中 Emi
どんどん変化し、揺れ動いていくときだから、
大和書房ホームページより
〝今〞感じていることを、
〝今〞発信することの大切さを感じています。
答えは自分の中にある、
結局答えは自分の真ん中。
自分のことは自分にしかわからない、
だから自分で見つけていこう。
「OURHOME」を主宰するEmiさんは、過去に15冊の著書を出版。テーマ別に、仕事術、写真整理、子どものおかたづけ……など。
16冊目となる最新刊は、40歳を目前にしたEmiさんの“今”にクローズアップした1冊。インテリア収納、暮らし、考え方、働き方、夫婦のこと……全部がつまっています。
暮らしは変わっていくもの。その時々に合わせて、自分らしく心地よい暮らしを選ぶ自由が私たちには与えられています。だからこそ、変わらないもの変わるものがあって当たり前。
今の暮らしが、今の自分に合っているか?
自分らしい暮らしについて、見つめ直したくなる1冊です。
My Ordinary Days 衣食住、四季を巡るわたしの暮らし 雅姫
モデル、ショップオーナーとして活躍し続ける雅姫さんの最新著書は、「雅姫さんらしさ」が季節の移り変わりと共に写真と文章で綴られています。
春らしいピンクのお花、梅雨の時期には梅仕事、一人娘のゆららさんが描いたイラスト、旬の食材を楽しむ食卓、愛犬たちの笑顔……
雅姫さんならではのエッセンスやノウハウがこの一冊に詰まっています。
年を重ねるにつれることで作られる余裕。憧れではなくて、落ち着いた気持ちで求める「ていねいな暮らし」。
暮らしをこなすためのルールではなく、心地よく暮らせるスタイルを作りたくなる1冊です。
星2.0 yuji
出版元:光文社
予約のとれないヒーラー・yujiさんが綴る、十二星座の本質とその辿るべき運命がじっくりと書かれた1冊。
これは単なる「星占い」の本ではなく、私たちが私たちらしく生きるために、知っておくべき生まれ持った星の話しです。
自分を知るために開き
周りの人を理解するために開く
そうか。これは星のせいなんだ…
と読み終わった後に思わずつぶやいてしまうかもしれません。
それまで占いは、雑誌の後ろについている連載の1つだったり、テレビの小さなコーナーの1つでしたが、ここ近年、占いがとても身近になったと思いませんか。
占いをフューチャーした番組が放送され、実際に占ってもらう人も増えたと思います。
風の時代はスピリチュアルが身近になる時代。
これからの時代を自分らしく、魂に刻まれた道を進むために、人生の岐路で繰り返し読みたくなる、羅針盤のような本です。
同じくyujiさんの著書『「風の時代」に自分を最適化する方法』は、まさに「風の時代」のための1冊。こちらもおすすめです。