体を冷やさないように……と思っていても、夏の暑い日は冷たい飲み物で、体をキュッと冷やしたくなります。
材料はレモンと氷砂糖だけ“自家製レモンシロップ”
今日は、今から作って夏本番に楽しめる、自家製レモンシロップの作り方をご紹介します。
材料はレモンと氷砂糖だけ。作り方もとってもかんたんなのに、“自家製”というワードがつくだけで、ていねいで心地よい暮らしが、そこの生まれます。
材料と分量
- レモン(皮のついた状態)…800g~1kg ※国産のワックスがついていないものを使用
- 氷砂糖…800g~1kg
- 保存瓶(ガラス製で密封できるもの)…2リットル
※レモンと氷砂糖は1:1の割合で用意します
使用するレモンはできるだけ、国産のもので、ワックスがついていないものがおすすめです。
私は生産者から直接購入できる「食べチョク」を愛用しています。
今回使用したレモンも食べチョクで、生産者さんから購入しました。
作り方
<下準備>
- 保存瓶はきれいに洗った後、煮沸消毒をしてしっかり乾かすか、熱湯を内側にかけた後にしっかり乾かします。
その後、ホワイトリカーなどでアルコール消毒をしておくと、なお安心です。 - レモンはきれいに洗う。ワックスがついている場合は、7%の塩水に皮がついた状態で15分ほどつけてから水で流す
1.レモンを切る
レモンのヘタを切り落とす
レモン1個は2~3の輪切りにする
残りのレモンは、縦4等分の串切りにした後に、さらに横半分に切る
目立つ種は取り除く
2.レモンを絞りながら保存瓶に入れる
串切りにしたレモンの果汁を絞りながら、全体量の1/4を保存瓶に入れていく
3.氷砂糖を入れる
レモンの上に、同じく氷砂糖を全体量の1/4を保存瓶に入れていく
2と3を、あと2回繰り返す
4.最後に輪切りのレモンを入れる
最後の串切りのレモンを入れた後、輪切りにしたレモンを上に重ねる(果汁は絞らない)
薄切りのレモンは飾り用にもなるので、1個分を入れておくのがおすすめです。
5.氷砂糖でふたをする
残りの氷砂糖でレモンを覆ったら、ふたをしっかりと閉める
絞りながら果汁を入れることで、シロップの上りが早くなります。
既に、氷砂糖がとけはじめて、キラキラして、とてもきれい。
出来上がりが楽しみです。
あとは待つのみ
氷砂糖は約1週間ほどで溶け切ります。
その間は、1日1回果汁と氷砂糖が混ざるように、軽くゆすってください。
お部屋の中が暑い場合、発酵が始まって泡立ってくる場合があります。
そんな時は、すぐに冷蔵庫で保管してください。
今回はレモンシロップをご紹介しましたが、フルーツシロップの基本は【果物1:氷砂糖1】。
この分量で作ることができます。
1年中手に入れやすい、グレープフルーツやピンクグレープフルーツ、またこれからが旬を迎える、プラムや桃で作るフルーツシロップもおすすめです。
完成したレモンシロップは炭酸やお湯で割るのはもちろん、焼酎で割るのもおすすめ。
さらには、かき氷のシロップとして使うのも、とてもおすすめです。
ぜひ、今年の夏はレモンシロップをお供に、爽やかな夏を楽しんでください。