今月のCheRish Brun.のテーマは
私が今までに読んだ本の中からおすすめ本を紹介します。今日おすすめするのは整理収納アドバイザーEmiさんの著書『デスクと気持ちの片づけで 見違える、わたしの仕事時間』(ワニブックス)です。
テレワークの方が増えて、実際に自宅で仕事をするって難しいな……と感じている方も多いのでは?私は昨年8月から自宅がオフィス。さらに遡ること3年前。なんとなく整えていたホームオフィスをしっかり整えたいな……と思った時に、ふと本屋さんで目に止まったのがこの本でした。
写真で見てお分かりのとおり、かなり読み込んでいます。実は、この本を手に取った当時、私は「会社をやめてもいいですか?」の取材を受けている時でした。ふと奥付を見ると、企画編集はまさに「会社をやめてもいいですか?」の企画・編集の杉本透子さんのお名前が。すぐに購入し、あっという間に1回目を読み終わり、杉本さんに「とてもためになる、まさに今の私にぴったりな本でした」とメールしました。
「デスクと気持ちの片づけで 見違える、わたしの仕事時間 (正しく暮らすシリーズ)」を読みながら、良さそうな部分は取り入れて、自分の暮らしには合わないところは参考にさせてもらい、より自分に合うように工夫して、自分なりのホームオフィスを完成させました。
書類の置き方から整理の仕方。とにかく参考にできるところがたくさんあり、今も読んだ当時のスタイルをほぼ保っています。何よりも参考になったのが“透明ファイル”に統一することと、“A4のファイルボックスを用意していっぱいになったら整理する”の2つです。
透明ファイルに関しては、それまで柄の入ったファイルや透明ファイルなど、あまり決めておらず、むしろファイルは雑誌のおまけやお付き合いのある企業からいただくものも多く、様々なものを使用していたけれど、資料は全て透明ファイルのみで管理すると決めました。何が入っているか一発でわかるので、非常に仕事をする上で効率的。
A4のファイルボックスはそれまで、ブックエンドを使ったりファイルボックスも紙のものを使用したり色々でしたが、これは頑丈な白いタイプのものを3つ購入し、分類ごとに分けて管理。終わったものはどんどん片付けて行くので、ファイルボックスが空になっていくとすっきりして嬉しい。断捨離をした時と同じような気持ちが味わえます。
ちなみに私がオススメのファイルボックスは無印良品のこちら。無印良品のファイルボックスは斜めカットされているタイプと、されていない四角い形タイプがありますが、ファイルが取りやすいのは圧倒的に斜めにカットされたもの。色も透明タイプとホワイトグレータイプがありますが、ホワイトグレーの方がデスクの上をすっきりと見せてくれるような気がする。
テレワークが長くなりそうな方はもちろん、オフィスでも取り入れられるアイディアがたくさんなので(むしろオフィスを想定して書かれています)、働いている方にはぜひ読んでいただきたい1冊です。