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キングコング:髑髏島の巨神

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キングコング:髑髏島の巨神

こんなB級超大作の傑作映画を待っていました! 迫力の怪獣バトルロワイヤル、ジャパン・カルチャーへのオマージュ、B級映画には欠かせない性格俳優サミュエル・L・ジャクソン&ジョン・C・ライリー、そして次期007の呼び声高いセクシー俳優トム・ヒドルストン。こんな好条件が揃った映画『キングコング:髑髏島の巨神』が面白くないわけがありません! 男性っぽいワードが続きましたが、女性にも勿論おすすめです。テーマパークのアトラクションよろしくドキドキ楽しめる本作、実はトムヒ以上にキングコングが男前なのです!

未知生命体の存在を確認しようと、学者やカメラマン、軍人からなる調査隊が太平洋の孤島“スカル・アイランド(髑髏島)”にやって来る。そこに突如現れた島の巨大なる“守護神”キングコング。島を破壊したことで、“彼”を怒らせてしまった人間たちは究極のサバイバルを強いられる。しかし脅威はこれだけではなかった。狂暴にしてデカすぎる怪獣たちが、そこに潜んでいた! この島では、人類は虫けらに過ぎない……そう悟った時は遅かった。なすすべもなく逃げ惑う人間たち。彼らがやがて知ることになる、島の驚くべき秘密とは!? 果たして調査隊は、島から脱出することができるのか?

キングコング

今回のキングコングは、過去に映画に登場したキングコングのなかでも最大級の大きさで、序盤から武装ヘリを腕のひと振りで弾き飛ばし、巨大怪獣とのバトルではがっぷり四つで殴るわ、引きちぎるわ……期待以上に暴れまくります。そんなキングコングの闘いっぷりを見ていると、段々と男前に思えてくるんです。

メガホンを取るのは、ジョーダン・ボート・ロバーツ。32歳のロバーツ監督は、「日本のコミックやゲームが今の自分のDNAとなっている」と公言するほどのジャパン・カルチャー・オタク。映画冒頭に“サムライ・ギタリスト”MIYAVIが俳優として、日本人パイロット役のグンペイ・イカリ役でカメオ出演しているのですが、その役名は「ゲームボーイ」の生みの親であるクリエーター横井軍平氏と『新世紀エヴァンゲリオン』主人公の碇シンジにインスパイアして付けたとか。その他、ジブリ作品や『AKIRA』など日本へのオマージュが詰まっています。

サミュエル・L・ジャクソン

そして、この手の映画に不可欠なサミュエル&ジョンは、本作でも期待通りの活躍をしています。もう、キングコングとのアップの対比に引けを取らない顔なんてサミュエルしかいない! そして『マイティ・ソー』シリーズのロキ様でお馴染みのトムヒは、本作でも魅力的なキャラクターを作り上げています。常に冷静に状況判断し、ガスマスクを付けて日本刀で怪獣と闘うシーンはシュールでかっこいい! ご本人もこのシーンをInstagramに投稿し“ガス・マスク・サムライ”と呼ぶほどお気に入りの様子。調査隊の紅一点、ブリー・ラーソン演じるキャラクターは、囚われの姫君でもなく、美女と野獣という伝統的なシナリオのヒロインでもなく、キングコングとユニークな繋がりを持つことに。ここにも注目してください。

映画史上もっとも世界中に愛され、なおかつ恐れられてきた怪獣キングコングですが、ただの特撮映画ではありません。『パシフィック・リム』(2013)や『GODZILLA ゴジラ』(2014)を世界的大ヒットに導いたレジェンダリー・ピクチャーズ製作の下、大人が楽しめる内容に。スピードとパワーを備えた超リアルなアクション映像がアドレナリンを放出させ、退屈なシーンがひとつもありません。2020年には『ゴジラVSコング(原題)』の公開も決定。まずは“全編、クライマックス!”と銘打つ本作をぜひIMAXで堪能してください。

トム・ヒドルストン

本作のプロモーションのために来日したトムヒを『GQ JAPAN』で単独インタビューしました。こちらもぜひチェックしてください!

キングコング

キングコング:髑髏島の巨神
3月25日(土)、丸の内ピカデリー、新宿ピカデリー他、3D/2D/IMAX公開
http://wwws.warnerbros.co.jp/kingkong/
(C)2016 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC., LEGENDARY PICTURES PRODUCTIONS, LLC AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC. ALL RIGHTS RESERVED

著者プロフィール

國方 麻紀(くにかたまき)
國方 麻紀(くにかたまき)エディター・ライター
香川・丸亀出身、東京・吉祥寺在住のアラフォーのエディター・ライター。
女性誌『ELLE JAPON』『VOGUE JAPAN』のウェブ・エディターを経て、現在は女性サイト「GLAM」編集長に。
好きな映画のジャンルは、バイオレンスや時代劇、B級など。
「このコラムを読んで普段観ないようなジャンルの映画にも興味を持ってもらえたらうれしいです!」

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