11月末から公開となっている映画『くるみ割り人形』。
サンリオが、ハローキティ40周年記念作品として贈るファンタジー映画です。
今回、この作品の監督を務めたのが、日本が世界に誇るアートディレクター増田セバスチャン氏。
先日、私もインタビューさせていただき、昨日からCheRishでもインタビュー記事を公開しています。
インタビュー記事はこちらから
お仕事柄、過去にも本当に色々な方にインタビューさせていただいてきました。
日本の俳優、女優さんはもちろんお笑い芸人さん、アーティストさん、タレントさんなどなど。
そしてハリウッドスターや、映画監督にも・・・
もちろん、みなさんそれぞれとても印象深いんですけれど、増田セバスチャン氏のインタビューは私にとって、とても印象深いものになりました。
大変失礼な言い方かもしれませんが、私自身は尊敬の意を込めて書かせていただきます。
とっても頭の回転が速く、言葉を発するごとにアイディアが沸いて出ているのでは?と思うほど。
先ほども書きましたが、今まで色々な方にインタビューをさせていただいていますが、お話しをしていて、すごい!と思い鳥肌が立った経験は増田さんがはじめてでした。
『くるみ割り人形』の試写を見た時に、すっかり映画の世界に入り込んでしまっていた私は、映画が終わってしまうのが残念で仕方がない気持ちになったのですが、インタビュー時も同じ。、
決められた時間が刻一刻とせまり、「あと5分でインタビュー終了です」と言われたときには「もっと彼の話しを聞いていたい」と思わずにはいらせませんでした。
インタビュー中に増田セバスチャン氏が「僕が基本的にいつも考えるのは、世界でどうやって戦えるかってことなんです。」「案は常に何百種類とあるので、あとはどこの引き出しを開けるかなんです。」と言った2つの言葉が今でも頭から離れません。
だから、日本が世界に誇れるんだ。彼が世界に発信している日本のポップカルチャーに全世界に熱烈的なファンがいるのは、ただかわいいだけだからじゃないんだと強く思いました。
私もますます気を引き締めてがんばろう!
背中を押していただけたような濃い30分でした。