気がつけば、今年もあとひと月。
12月は何かと慌ただしさが増してくる時期ですが、だからこそ“いつも通りの暮らし”に目を向けたくなります。

今月のテーマは「わたしを整える、1年のしめくくり」。
日々の暮らしの中で無理なく続けられる“3つのヒント”をお届けします。
あわただしさの中にある小さな感謝に気づきながら、自分のペースで1年の終わりをやさしく整えてみませんか。
ヒント①ノートに書き出して、今年のわたしを振り返る
1年をふり返るとなると構えてしまいますが、最初の一歩はほんの5分で十分です。

おすすめは、ノートに書き出すこと。
朝起きてすぐ、または寝る前の静かな時間に、“今日思い出したこと”“今年のうれしかった瞬間”をひとつだけ書き留めてみる。
たったそれだけで、気持ちがふっとほどけていきます。
文字にすることで、忙しさに紛れて見えなかった“小さな感謝”に気づけることもあります。
ヒント②1日5分、感謝を込めて掃除を
年末が近づくと「大掃除」という言葉に焦りを感じてしまうこともありますよね。
でも、暮らしを整える掃除は、もっと軽やかでいいと思うのです。

無理なく続けられるよう、まずは1日5分。
玄関のたたきを拭く、シンクを磨く、テーブルの上を片づける…。
ちょっとした場所を整えるだけで空気が変わっていきます。
そして、掃除をするときにそっと「今年もこの場所に助けられたな」と思うだけで、暮らしがすこし優しく見えてきます。
感謝をこめた小さな掃除は、心のしめくくりにも繋がります。
ヒント③お正月の準備は、やりたいことをひとつだけ
年末の準備は、どうしてもあれもこれも…と考えてしまいがち。
でも、すべてを完璧にしなくても大丈夫です。

“ひとつだけやりたいこと”を先に決める。
それだけで年末の時間がうんと軽くなります。
お花を飾る、しめ飾りを選ぶ、黒豆を炊いてみる…。
どれでもいい。
心が動いたものをひとつだけ、ていねいに準備してみてください。
未来の自分が「やっておいてよかった」と思える、やわらかい一歩になります。
12月は、感謝をそっと重ねる時間に
忙しさの波が押し寄せる日もありますが、その中に小さな感謝を見つけられると、心はふんわり軽くなります。

ノートに書き出す5分、掃除の5分、準備のひとつ。
そんなささやかな習慣こそが、「わたしを整える、1年のしめくくり」をつくっていくのだと思います。
やり残したことが浮かんだり、来年のことを考え始めたり、ときには少し心がざわつく日も。
そんな揺れのある気持ちも含めて、いつもの暮らしの中にそっと感謝を。
そんな時間を一緒に積み重ねていけたらうれしいです。

今年も、気がつけばあっという間に1年が過ぎようとしています。
みなさんにとって、2025年はどんな時間でしたか。
私にとって2025年は、原点を思い出すような一年でした。
もちろん、毎日が楽しいことばかりではありません。
うれしい日もあれば、悲しくなる日、怒りたくなる日もありました。
それでも今、「今年もいい一年だったな」と思えていることに、静かに感謝しています。
残り1ヶ月も、小さな“ありがとう”を重ねながら、前向きに過ごしていきたいと思います。
