やらなくちゃと思っているのに、なかなか動けない。
そんな時って、「なぜそれをやりたいのか」が自分の中であいまいになっていることが多いものです。
“整えること”も、“片づけること”も、目的が見えないままでは楽しく取り組むのは難しいですよね。

ヒント①目的を明確にする
「なぜそれをしたいのか」を、自分の言葉で書き出してみましょう。

たとえば「朝食を整えたい」は「気持ちよく1日を始めたい」かもしれません。
「本棚を片づけたい」は「好きな本をすぐ手に取れるようにしたい」。
目的が明確になると、“やらなくちゃ”が“やりたい”に変わります。
ヒント②できた自分を想像してみる
ダイエットもそうですが、「やらなくちゃ」と思っているときはつらいもの。
でも、本当は“健康的に過ごしたい”“お気に入りの服を気持ちよく着たい”など、はじめにちゃんと目的があるはずです。

私自身、体幹を鍛えるためにフラフープを始めたのですが、最初のころは「続けなきゃ」と思うほど苦しくなっていました。
でも、改めて“なぜやりたかったのか”を思い出してみたら、毎日の練習が少しずつ楽しくなっていったんです。
ある日ふと「痩せた?」と声をかけられたり、きつかったパンツがすっと履けるようになったり。
成果が目に見えた瞬間、「やらなくちゃ」ではなく「今日もやりたい!」に気持ちが変わりました。

片づけも同じで、少しずつ整っていく空間を見ていると、その変化が嬉しくなって自然と続けたくなります。
ヒント③小さな一歩から始める
すべてを完璧にしようとすると、気持ちが追いつかなくなってしまいます。

“今日はここだけ”と決めて、できたことを小さく喜ぶ。
それを繰り返すうちに、“楽しみながら続けられる自分”になっていきます。
“やらなくちゃ”は、“やりたい”のサイン
やらなくちゃ、と思うことは、本当は“やりたい”のサインなのかもしれません。
気持ちの角度を少し変えるだけで、暮らしの中の「楽しみ」はどんどん増えていきます。
みなさん“たのしみ上手”になりましょう!







