長かった夏がやっと終わり、坊っちゃんたちも人間もひと安心。
ようやく窓を開けて快適に過ごせるようになった。

いい季節です。
閉め切った部屋内で冷房フル回転の毎日よりも、窓を開けて外の空気を感じられるほうが、人にも猫にもいいに決まっている。
開いた窓のから飽くことなく外を眺め、風を感じ、色々な音に刺激を受け、坊っちゃんたちも楽しそうにしている。

このときは鳥がいたのかな?
1番に興味を惹かれているのは、やはり鳥の声。
我が家近辺は大きな公園があるし、目の前の団地敷地に植わっているたくさんの樹々のおかげで様々な野鳥が来る。
定番のカラスはもちろんのこと、聴きなれない変わった鳴き声の鳥たちもたくさん。
人間にはさえずりしか聞こえなくても、我が家のネコたちには姿も確認できているようで、それこそ目をランランと光らせて声のするほうを熱心に眺めている。

必死に身を乗り出して外の様子を伺う。
あとは昆虫ね。
我が家にはびっくりするくらいカメムシがやってくる。網戸に張り付いているのは日常茶飯事、洗濯物にだって引っ付いている。
気付けば室内にも侵入していて、坊っちゃんたちが気付いたが最後、格好のオモチャよろしく、執拗に攻撃をしかけるからたまったものではない。

ご存じのとおり、カメムシは攻撃を受けるとすごい臭いを発する。
ある日、姿は見えないのにカメムシの臭いが間違いなく部屋の中から漂っていて。
「あ~、これは絶対やらかしたな…。」
そう思いあちこち探したけれど、臭いはすれども本体は発見できず。

掃除機をかけていた数日後、ひっくり返ったカメムシの死骸が出てきた…(しかも2匹も!)
虫が本当に苦手なので、生きているのも死骸も始末するのは苦行レベル。

ビッシバシと猫パンチを繰り出す。
そんなこんなで窓を開けているとイイも悪いも刺激がたくさん、短くも快適(?)な秋を満喫している我が家でございます。
To be contimew.






