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ちょうどいい私、ちょうどいい暮らし。心地よく、ごきげんな毎日へ。

エビフライ|外で食べる定番をおうちでサクッと

足立さんのレシピノート〜美味しいと知恵〜

前回の「とんかつ」、作ってみましたか?
わたしは一人暮らしですが、作るときは4枚まとめて揚げます。1枚も4枚も手間は同じですし、卵も1個使い切れてちょうどよいからです。

1枚は揚げたてを楽しみ、残りはポークチャップやかつ丼に。次の食事がラクになります。

今月のテーマ:揚げ物

揚げ物

揚げ物と聞くと「お店で食べるもの」という印象を持つ方も多いでしょう。
でも、家庭でもちょっとしたコツでサクッと仕上げられます。

今回は、みんな大好きな「エビフライ」。
おうちでもごちそう感が出て、食卓が華やぎます。

エビフライ

エビフライ

ぷりっとしたえびにサクサクの衣。
シンプルながらも満足感たっぷりの一皿です。

材料と分量(2人分)

ブラックタイガー
  • えび…6尾(大きめのブラックタイガーがおすすめ)
  • 塩・こしょう…少々

(衣)

  • 小麦粉…大さじ2
  • 卵…1個
  • パン粉…2/3カップ
  • 揚げ油…適量

作り方

  1. えびは尾の1節を残して殻をむき、竹串で背わたを取る。尾先を斜めに切って水を出し、丸まらないように筋切りする。
  2. 小麦粉をふり、尾を残して溶き卵をつけ、パン粉をまぶして揚げる。
  3. タルタルソースやソースを添えていただく。
エビフライ

※付け合わせはミックスリーフ、茹でたスティックセニョール、プチトマトなど。彩りの良い野菜を添えてください。

揚げ物と仲良くなるコツ

「揚げ物は好きだけれど、後片付けが大変で…」という方も多いかもしれません。
まずはオイルポットを用意しましょう。油は1回で捨てなくても大丈夫です。

もし揚がりが悪くなってきたと感じたら、じゃがいもを角切りにして冷たい油から揚げてみてください。香ばしいポテトフライができて、油も元気を取り戻します。

揚げ物と仲良くなれば、食卓のレパートリーがぐんと広がりますよ。

料理家足立洋子(あだちひろこ)
1951年、函館生まれ。
自由学園女子最高学部卒業。

会員数2万人の「全国友の会」において40年来、食の講師をつとめる。

NHK「あさイチ」で料理のスーパー主婦として出演。
近年はNHK北海道の「ひるナマ!北海道」に定期的に出演。
また、全国各地にて料理講習会・講演会を行なっている。

新潮社から発売した著書『かんたん が おいしい』シリーズは13万部を超え、2022年3月10日に婦人之友社から『つくる人も、食べる人も 幸せな おべんとう』を発売。
『ひとりぶんのおうちご飯(講談社)』『どんぶり+もう一品(マガジンハウス)』『めんどくさいがなくなる台所(SBクリエイティブ)』他、著書多数。

雑誌などへのレシピ提供のほか、商品開発などにも携わっている。

2013年よりCheRish Brun.にて月に2回、2017年より『苫小牧民報』にて月1回連載中。
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