CheRish Brun.|チェリッシュブラン

ちょうどいい私、ちょうどいい暮らし。心地よく、ごきげんな毎日へ。

あと一品に迷ったら。焼くだけ簡単「カラーパプリカのマリネ」

足立さんのレシピノート〜美味しいと知恵〜

前回ご紹介した「じゃが芋のきんぴら」作ってみていただけましたか?
レシピを思い返しながら、わたし自身も「美味しい!」と嬉しくなりました。
10分もかからず完成するので、忙しい日の味方になりそうですね。

さて、今月のテーマ「一品足りないときに」。
後半は、ちょっとおしゃれな一品をご紹介します。

カラーパプリカのマリネ(2人分)

カラーパプリカのマリネ

食卓にもう少し彩りがほしいな。
そんなときにぴったりなのが、カラーパプリカのマリネです。

時間のあるときにまとめて作っておけば、普段の食卓にも、お弁当のおかずにも大活躍。
目にも鮮やかな一皿が、食卓をパッと華やかにしてくれます。

材料

カラーパプリカのマリネの材料
  • 赤パプリカ…1個
  • 黄パプリカ…1個
    (オレンジ色を加えても◎)
  • 新玉ねぎ…1/2個
  • ケッパー…適量
  • オリーブオイル…大さじ1と1/2
  • 酢…小さじ2
  • ハーブソルト…お好みで
  • 黒こしょう…お好みで

作り方

  1. パプリカをグリルまたは直火で真っ黒に焼き、熱いうちに水で皮をむく
  2. 食べやすい大きさに切り、薄切りの新玉ねぎ、ケッパーを加える
  3. オリーブオイル、酢、ハーブソルトで味を調える
  4. 食べる直前に黒こしょうをふりかける
カラーパプリカのマリネ

色鮮やかな一品を、冷蔵庫に

このマリネは、作り置きできるのが嬉しいポイント。
冷蔵庫で保存すれば、2〜3日は美味しくいただけます。
普段のお食事に添えるだけで、ぐっと華やかに。

さっぱりしたフルーティーな味わいは、これからの季節にぴったり。
食欲が落ちがちな日にも、箸が進みます。

パプリカのチカラを味方に

カラーパプリカのマリネ

パプリカは、カプサイシンという赤い色素を豊富に含み、強い抗酸化作用があることで知られています。

体内の不要なコレステロールを減らし、生活習慣病予防にも効果が期待できる、頼もしい野菜。

最近は国産パプリカも手に入りやすくなりました。
まとめて焼いてストックしておけば、マリネはもちろん、かつお節をかけておひたし風にするのもおすすめです。

料理家足立洋子(あだちひろこ)
1951年、函館生まれ。
自由学園女子最高学部卒業。

会員数2万人の「全国友の会」において40年来、食の講師をつとめる。

NHK「あさイチ」で料理のスーパー主婦として出演。
近年はNHK北海道の「ひるナマ!北海道」に定期的に出演。
また、全国各地にて料理講習会・講演会を行なっている。

新潮社から発売した著書『かんたん が おいしい』シリーズは13万部を超え、2022年3月10日に婦人之友社から『つくる人も、食べる人も 幸せな おべんとう』を発売。
『ひとりぶんのおうちご飯(講談社)』『どんぶり+もう一品(マガジンハウス)』『めんどくさいがなくなる台所(SBクリエイティブ)』他、著書多数。

雑誌などへのレシピ提供のほか、商品開発などにも携わっている。

2013年よりCheRish Brun.にて月に2回、2017年より『苫小牧民報』にて月1回連載中。
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