4/29はトムとジェリーの誕生日。
早いもので3歳になる。ついこのあいだ我が家に来たばかりな気でいるのに。

かわいいしかない。
3歳といえば立派な大人。人間で換算するとだいたい20代後半くらい。
でもそう思うとまだまだか。20代後半なんて若い部類よね。

子ギツネのようだったトム。
長生きをするネコが増えてきたとはいえ、やはり人間よりはるかに短い一生。
誕生日が来るたびに、なんとも言えない焦燥感に駆られる。
あとどれくらい一緒にいられるだろうかと、つい悲観的な気持ちもよぎったり。

どんな生き物も生まれ落ちた瞬間から死に向かって生きている。それは人間もネコも変わらない。
頭では解っているけれど、別れのときを思うといつも切ない。
まだ起きてもいないことを考えるのは詮無いことだけれど、命を預かっているのだから覚悟を持っているに越したことないと思っている。

今はまだ飛んだり走ったり元気いっぱいだけれど、あと数年もしたらすっかり落ち着いて、寝ている時間のほうが多くなるかもしれない。
その点、年下のハウルがいて良かったなとも思う。

トムとジェリーより2歳若いから、ふたりにとってもいい刺激になるんじゃないかな。
最近は、遊びたい盛りのハウルがしつこくふたりにちょっかいを出し、かなり嫌がられている光景をよく目にする。
普段温厚なジェリーが、あまりのしつこさに不機嫌になって唸っていることもあるし。

あまりに目に余るようなら止めに入るのだけれど、なるべく干渉しないで見守るようにしている。
怒られて学ぶのもハウルにとっては必要なことだと思っているので。
多頭飼いのいいところは、こうして互いから色々なことを学べることだと思う。
人間では教えてあげられないことを学べるのは、多頭飼いならでは。
これからもアニキたちに叱られ怒られ、ハウルも学んでいくのだろう。

来月はハウル1歳の誕生日が控えている。月日の経つのはなんと早いことか!
To be contimew.