あのブリジットが、ついにスクリーンに帰ってきた！
今月のおすすめ映画は、2025年4月11日（金）公開の『ブリジット・ジョーンズの日記 サイテー最高な私の今』。
シリーズファンにとって、待望の最新作がついに公開！
「ブリジットって、やっぱりこうだよね！」と感じさせるシーンが満載で、笑いあり、涙ありのストーリーに心をつかまれました。
シングルマザーとなったブリジット、再スタートへの奮闘
久しぶりにスクリーンで再会したブリジットは、かなりお疲れ気味のご様子。
ブリジットは、最愛のパートナー、マークを事故で亡くし、2人の子供を育てるシングルマザーとして登場します。
仕事を辞め、子育て中心の生活を送っていた彼女が、久しぶりに職場復帰。
そこに辿り着くまでには、さまざまな葛藤が。
若い頃のように勢いだけでは突き進めない。
年齢を重ねたからこその慎重さ、そして人生の酸いも甘いも知ったブリジット。
それでも相変わらず不器用でお茶目な部分は健在で、ブリジットらしさが随所にあふれています。
境遇は違えど、私もブリジットと同じように歳を重ねたからこそ共感できるシーンでは、思わず「わかる、わかる」と何度も頷いてしまいました。
そして、私も老眼になったけれど、ブリジットも老眼なのね！と、今までとは違う意味での親近感も（笑）。
長年のファンにはたまらない！過去3作を観ていればさらに楽しめる
今作だけでももちろん楽しめますが、過去3作を観ているファンには、より一層楽しめるポイントがたくさん！
特にエンディングシーンでは、これまでのブリジットの軌跡が映し出され、懐かしさが込み上げてきます。
「ああ、あの頃のブリジットはこんなだった！」と胸がいっぱいに。
20代、30代の頃と比べて、ブリジットのキャラクターも確かに変わっていますが、それでも変わらない“ブリジットらしさ”が、画面いっぱいにあふれています。
そして、ブリジット・ジョーンズシリーズで外せないキャラクターと言えば、ヒュー・グラント演じるダニエル・クリーバーと、コリン・ファース演じるマーク・ダーシー。
前作では、ヒューの出演はありませんでしたが、本作では復活！
相変わらずのダニエルだけれど、彼も彼なりに歳を重ね、人生の深みが顔を覗かせます。
（それと同時に、緑のお顔のあのキャラクターも私の中ではチラホラと……）
恋愛だけじゃない！大人の女性として描かれるブリジット
これまでの作品はラブコメディ要素が強かった一方で、今作では恋愛だけにとどまらず、一人の女性が人生に向き合う姿をリアルに描いています。
シングルマザーとしての奮闘、職場復帰への不安と葛藤。
それでも、ブリジットらしくポジティブに、時には自虐的に笑い飛ばす姿には共感が止まりません。
人生経験を重ねたからこそ味わえる深みが、ストーリーに程よく溶け込んでいます。
ファン必見！エンディングとレネー・ゼルウィガーの存在感
ラストに流れる過去作の名場面は、シリーズを愛してきたファンにとって最高のご褒美。
「ああ、あの頃のブリジットがここにいる！」と感じる懐かしさとともに、レネー・ゼルウィガーが見せるブリジットの成長に心を打たれました。
時を経ても変わらず愛されるブリジットが、こうしてスクリーンに戻ってきたこと自体に感動。
レネー・ゼルウィガーのブリジットへの愛が、しっかりと伝わってきました。
ブリジットが教えてくれる、歳を重ねることの楽しさ
ブリジット・ジョーンズは、年齢を重ねても失敗を恐れず前に進み続ける女性。
その姿が、今回の映画でもしっかりと描かれていました。
「歳を重ねたって、自分らしく生きることに変わりはない。」
そんなシンプルなメッセージが心に響きます。
シリーズファンはもちろん、初めてブリジットと出会う方にも、「自分の人生を愛おしく思える」素敵な映画です。
ブリジットと一緒に、自分らしく生きる楽しさをスクリーンで感じてみませんか？
ブリジット・ジョーンズの日記 サイテー最高な私の今
4月11日(金)、全国ロードショー!
©2025Universal Pictures
配給：東宝東和
https://bridget-jones-movie.jp/
