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春の味覚を楽しむ!かんたん「ジャンボしいたけのフライ」

足立さんのレシピノート〜美味しいと知恵〜

4月に入り、新年度が始まりました。

気温の変化が大きく、体調管理が難しいこの季節。
忙しい日々の中で、食事づくりに時間をかけられない方も多いのではないでしょうか。

揚げ物

そんな時こそ「揚げ物」と仲良くしてみませんか?

揚げるだけで美味しく、見た目も華やか。
実は、一番かんたんでラクな調理法です。

アバター
揚げ物が嫌われがちな理由のひとつが、油の後始末です。
しかし、油をきちんと濾して再利用すれば、4~5回は使えるため経済的です。
また、少量の油で揚げる「揚げ焼き」なら、さらに手軽に楽しめます。

揚げ物と仲良く!かんたん「ジャンボしいたけのフライ」レシピ

ジャンボしいたけのフライ

今回は「ジャンボしいたけのフライ」をご紹介します。

しいたけの中でも、特に「ジャンボしいたけ」を使うと絶品です。
大きめのしいたけが手に入らない場合は、普通の生しいたけでもOK。

王様しいたけ
今回は、北海道七飯町で栽培されている「王様しいたけ」を使いました。
500円玉と並べるとこの大きさ!

しいたけは水で洗わず、乾いた布巾で軽く拭くだけにすると、風味が活きます。

ビタミンB1が豊富で、糖質をエネルギーに変える働きがあるため、元気をチャージしたいときにもぴったりです。

材料(2人分)

  • 大き目の生しいたけ…2個
  • 塩・こしょう…パラパラと
  • 小麦粉…適量
  • 卵…1個
  • パン粉…適量
  • 油…適量

<ソース>

  • ディルかパセリ…適量
  • マヨネーズ…大さじ1~2
  • 塩・こしょう…適量
  • レモン汁…小さじ1/2
  • ピンクペッパー…適量

作り方

  1. しいたけの軸の一番固い下の部分だけを切り、塩・こしょうを軽く振ります
  2. 小麦粉→水溶き卵→パン粉の順に衣をつけます
  3. 170℃に熱した油で、カラッと揚げます
  4. ソースの材料を混ぜ合わせ、揚げたフライに添えて完成です

食卓が華やぐ、しいたけフライ

ジャンボしいたけのフライ

揚げたてのしいたけは、外はサクサク、中はジューシー。
一口食べると、旨みが広がります。

ソースはシンプルながら、ディルやピンクペッパーで彩りもアップ。
春の味覚を楽しむ、かんたんレシピです。

揚げ物と仲良くすることで、日々の食卓が豊かになります。
春の訪れを感じながら、美味しく揚げ物を楽しんでくださいね。

料理家足立洋子(あだちひろこ)
1951年、函館生まれ。
自由学園女子最高学部卒業。

会員数2万人の「全国友の会」において40年来、食の講師をつとめる。

NHK「あさイチ」で料理のスーパー主婦として出演。
近年はNHK北海道の「ひるナマ!北海道」に定期的に出演。
また、全国各地にて料理講習会・講演会を行なっている。

新潮社から発売した著書『かんたん が おいしい』シリーズは13万部を超え、2022年3月10日に婦人之友社から『つくる人も、食べる人も 幸せな おべんとう』を発売。
『ひとりぶんのおうちご飯(講談社)』『どんぶり+もう一品(マガジンハウス)』『めんどくさいがなくなる台所(SBクリエイティブ)』他、著書多数。

雑誌などへのレシピ提供のほか、商品開発などにも携わっている。

2013年よりCheRish Brun.にて月に2回、2017年より『苫小牧民報』にて月1回連載中。
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