3匹も一緒に住んでいると、猫に対するアレルギーなんて当然ないだろうと思われがち。
自分もそうだと思っていた。

けれど、わたしも娘もどうやらアレルギーがあるらしい。
普段のスキンシップではなんの問題もないのだが、クシャミを直接顔に浴びたり、彼らの口周りを触った手で目を掻いたりすると、途端にかゆみ勃発。
ひどいときは目が腫れ上がるので、なかなかに油断できない。

当初は、猫たちのよだれが原因だと考えつかず、なんでだろうと思っていた。
発症頻度もそんなにないものだから、余計分からずじまいで。
何度かかゆみが出たときに、
「もしかして……。」と思い至った。
まぁ、都度きちんと手を洗えばいいだけの話なのだけれど、面倒なのでついついそのままにしてしまう。
そしてうっかり目をこすってひどい目に遭う。その繰り返しである。

特にハウルは夜一緒に寝る際、母の指をカジカジと甘噛みしながら寝るというクセがある。
人間の赤ちゃんでいうところのおしゃぶりみたいなものなのか、それが習慣になっているようで。
つい先だっても、指しゃぶりをされた手で目をかいてしまい、見る間にかゆみと腫れに襲われ。
慌てて起きてアレルギー用の目薬を点して事なきを得た。

それほど頻回に発症するわけではないのでこちらも油断しがちなのだが、
「いい加減覚えましょうよ。」と自分に言い聞かせる。
それにしてもハウルの指しゃぶりはいつまで続くのか。
このまま大人になっても母の指をくわえながら寝るのだろうか……。

枕元に手拭き用のウエットティッシュでも常備しておこうかしら。
To be contimew.