CheRish Brun.|チェリッシュブラン

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新玉ねぎをとろ〜りチーズで。素材の甘さを楽しむ簡単レシピ

足立さんのレシピノート〜美味しいと知恵〜

北海道生まれの私は、素材に恵まれた環境で育ちました。
新鮮なお魚が手に入れば、それだけで立派なごちそう。
なにも手を加えず、お刺身でいただくのが一番美味しい──そんな土地柄もあり、「かんたん が おいしい!」が私の料理の原点です。

以前、お寿司屋さんで最高のアスパラガスに出会ったとき、「一番おいしい食べ方でお願いします」とお願いしたところ、さっと素揚げして塩をふっただけのひと皿が出てきました。
その潔さに感動したのを覚えています。

素材がいいと、手を加えすぎないのがいちばん。
だからこそ、今月のテーマ「素材を楽しむ」はとてもワクワクしています。

玉ねぎのチーズ焼き

玉ねぎのチーズ焼き

今回のレシピは、春の走りを感じる「新玉ねぎ」。
スライスしてかつお節+だし醤油やポン酢…もおいしいですが、今回は甘みを活かしてチーズ焼きにしてみました。

材料と分量(2人分)

玉ねぎのチーズ焼きの材料
  • 玉ねぎ(小さめ)…2個
  • オリーブオイル…小さじ2
  • シュレットチーズ…50g
  • お好みでパプリカパウダー

作り方

玉ねぎのチーズ焼き
  1. 玉ねぎは縦でも横でも、5mmほどの薄切りにする
  2. フライパンにオリーブオイルを熱し、玉ねぎをサッと炒める
  3. 上からチーズをふんわりとのせ、蓋をしてチーズがとろけたら完成
  4. 仕上げにパプリカパウダーをかけても◎

玉ねぎは、血液をサラサラにしてくれる優秀食材。
チーズの塩気だけで味が決まる、シンプルで素材の甘みが引き立つひと皿です。

アバター
大好きなお寿司屋さんに行った時、最高のアスパラガスが入っていました。
お寿司屋さんでアスパラと言うのも面白いですけれど「一番おいしい食べ方で食べさせてください」とお願いして出てきたのは、サッと素揚げにしてお塩をパラリと振ったものでした。
玉ねぎのチーズ焼き
料理家足立洋子(あだちひろこ)
1951年、函館生まれ。
自由学園女子最高学部卒業。

会員数2万人の「全国友の会」において40年来、食の講師をつとめる。

NHK「あさイチ」で料理のスーパー主婦として出演。
近年はNHK北海道の「ひるナマ!北海道」に定期的に出演。
また、全国各地にて料理講習会・講演会を行なっている。

新潮社から発売した著書『かんたん が おいしい』シリーズは13万部を超え、2022年3月10日に婦人之友社から『つくる人も、食べる人も 幸せな おべんとう』を発売。
『ひとりぶんのおうちご飯(講談社)』『どんぶり+もう一品(マガジンハウス)』『めんどくさいがなくなる台所(SBクリエイティブ)』他、著書多数。

雑誌などへのレシピ提供のほか、商品開発などにも携わっている。

2013年よりCheRish Brun.にて月に2回、2017年より『苫小牧民報』にて月1回連載中。
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