北海道生まれの私は、素材に恵まれた環境で育ちました。
新鮮なお魚が手に入れば、それだけで立派なごちそう。
なにも手を加えず、お刺身でいただくのが一番美味しい──そんな土地柄もあり、「かんたん が おいしい!」が私の料理の原点です。
以前、お寿司屋さんで最高のアスパラガスに出会ったとき、「一番おいしい食べ方でお願いします」とお願いしたところ、さっと素揚げして塩をふっただけのひと皿が出てきました。
その潔さに感動したのを覚えています。
素材がいいと、手を加えすぎないのがいちばん。
だからこそ、今月のテーマ「素材を楽しむ」はとてもワクワクしています。
玉ねぎのチーズ焼き

今回のレシピは、春の走りを感じる「新玉ねぎ」。
スライスしてかつお節+だし醤油やポン酢…もおいしいですが、今回は甘みを活かしてチーズ焼きにしてみました。
材料と分量(2人分)

- 玉ねぎ(小さめ)…2個
- オリーブオイル…小さじ2
- シュレットチーズ…50g
- お好みでパプリカパウダー
作り方

- 玉ねぎは縦でも横でも、5mmほどの薄切りにする
- フライパンにオリーブオイルを熱し、玉ねぎをサッと炒める
- 上からチーズをふんわりとのせ、蓋をしてチーズがとろけたら完成
- 仕上げにパプリカパウダーをかけても◎
玉ねぎは、血液をサラサラにしてくれる優秀食材。
チーズの塩気だけで味が決まる、シンプルで素材の甘みが引き立つひと皿です。

大好きなお寿司屋さんに行った時、最高のアスパラガスが入っていました。
お寿司屋さんでアスパラと言うのも面白いですけれど「一番おいしい食べ方で食べさせてください」とお願いして出てきたのは、サッと素揚げにしてお塩をパラリと振ったものでした。
お寿司屋さんでアスパラと言うのも面白いですけれど「一番おいしい食べ方で食べさせてください」とお願いして出てきたのは、サッと素揚げにしてお塩をパラリと振ったものでした。
