とてつもなく食い意地がはっていると以前にも書いた我が家の末っ子ハウル。
食への執着は衰えることなく、日々エスカレートするばかり。

本当にしつこい。
つい最近は、人間用にと食卓に準備しておいたはちみつ入りのプレーンヨーグルトを3分の2くらい平らげてしまった。
さらには、調理して粗熱を取るために置いてあったれんこん料理を盗み食いする始末。
ヨーグルトは千歩譲って理解できる。乳製品だしね。
でも、れんこんを食べる猫というのは、少なくとも歴代我が家の猫たちにはいなかった。

そもそも人間の食べ物など一切与えたことがないのに、食べ物と見れば見境がないから始末に負えない。
ヨーグルトもはちみつも、はたまたれんこんも。
幸いなことに猫の健康に害をなす食べ物ではないらしい。
むしろヨーグルトやはちみつは、ティースプーン1杯程度なら健康のために与えてもいいとあった。
ヨーグルトはもちろん無糖に限るが。

けれどハウルが食べたのはティースプーンどころの量ではないのでね……。
れんこんだって、味付けしているものだし。
料理をしている最中だって、あわよくばおいしいものにありつこうとキッチンに上がってくるし、食い意地が張り過ぎてほとほと困っている。

そして人の分を食べにいく。
お断りしておきますけれど、決して普段のごはんの量が少ないわけではない。
むしろ誰よりも食べているのだ、ハウルにいたっては。

なんならもっとガツガツ食べていいのだよ。
だからこそ、
「ボク、めちゃくちゃお腹空いてます!もう何も食べていません!なんでもいいから食べさせて!」
みたいな勢いで、人間の食べ物にまで手を出し口を出すのは本当にやめて頂きたい。
いやはや、油断も隙もないとはこのことで、母としてはなかなかに頭の痛い問題なのである。

これはもう性格だからと諦めるしかないのだろうか。ネタとしては面白いのだけれど。
To be contimew.