CheRish Brun.|チェリッシュブラン

ちょうどいい私、ちょうどいい暮らし。心地よく、ごきげんな毎日へ。

冷めても美味しい!ぴりりと辛い「鶏手羽先の柚子胡椒焼き」

足立さんのレシピノート〜美味しいと知恵〜

あっと言う間に1月が半分過ぎてしまいました。
寒い日が続いていますけれど、日が長くなって来たのを感じて何だか嬉しいです。
茹で豚はいかがでしたか?
わたしも久しぶりに作って、ラードは炒飯にして、残ったスープ…今回は野菜をたっぷり入れて「タンメン」にしました。
最後まで美味しく食べられて幸せ~。

今月のお題:おつまみにもなる主菜

今夜は何か飲もうかな?と思うことが時々あるのですけれど、そんな時は最近、お肉の「塊(かたまり)」を食べていないなーという時と気づきました。

肉の塊

年のせいもありますけれど、ついついご飯と一緒に食べやすいものに偏りがちの食事の中で、敢えて意識して「THEお肉」と心がけています。

とは言え、めんどうなのイヤ、しゃぶしゃぶなどは比較的食べやすいけれど、いえいえ「塊」をと思う訳です。

鶏手羽先の柚子胡椒焼き

鶏手羽先の柚子胡椒焼き

後半は鶏手羽先を使った「鶏手羽先の柚子胡椒焼き」をご紹介します。

あまり「手羽先」を使ったことがなかったのですが、焼き鳥屋さんで食べた手羽先焼きにハマって良く使うようになりました。

手羽先はビタミンB群が豊富に含まれていますから、エネルギー不足の疲労回復に役立ちます。
また、高血圧の予防や、意外なところでは目の健康にも良いそうです。

何よりもコラーゲンたっぷりなので、空気が乾いているこの時期、皮膚の潤い効果に是非食べたいところです。

時々無性に食べたくなるもののひとつで「ここのところ食べていないなー、ちょつとお酒を飲んでみようかなー」と思う時は、特製タレ?に漬け込んで、さっぱりといただきます。

「焼く」と言う調理法も大げさでなくなかなか良いなーと思っています。
熱々もさることながら、冷めても美味しい1品をご紹介します。

材料と分量(10本分)

鶏手羽先
  • 鶏手羽先…10本 ※鶏手羽先の1本は大体50ℊ

<たれ>

  • 酒(清酒がおいしい)…1/4カップ
  • 柚子こしょう…大さじ1~2
  • 塩…適宜
  • にんにくすりおろし…小さじ1/2

作り方

  1. 手羽先を冷水で洗い、水気をよく拭き取って二か所くらい切り込みを入れる
  2. <たれ>を合わせた中に①の手羽先を浸け込む
    ※わたしはしっかり浸け込んだものが好きなので、朝に浸けて夜に食べます。浸けたまま冷蔵庫で3~4日は日持ちします
  3. グリルでこんがりと焼く
鶏手羽先の柚子胡椒焼き

料理家足立洋子(あだちひろこ)
1951年、函館生まれ。
自由学園女子最高学部卒業。

会員数2万人の「全国友の会」において40年来、食の講師をつとめる。

NHK「あさイチ」で料理のスーパー主婦として出演。
近年はNHK北海道の「ひるナマ!北海道」に定期的に出演。
また、全国各地にて料理講習会・講演会を行なっている。

新潮社から発売した著書『かんたん が おいしい』シリーズは13万部を超え、2022年3月10日に婦人之友社から『つくる人も、食べる人も 幸せな おべんとう』を発売。
『ひとりぶんのおうちご飯(講談社)』『どんぶり+もう一品(マガジンハウス)』『めんどくさいがなくなる台所(SBクリエイティブ)』他、著書多数。

雑誌などへのレシピ提供のほか、商品開発などにも携わっている。

2013年よりCheRish Brun.にて月に2回、2017年より『苫小牧民報』にて月1回連載中。
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