「好き」に近づける 菅原まつゆう*さんが、辛い仕事があっても、自分の「好き」に近づけるって言っていたのが印象的。 【ワークスタイル】「好き」を仕事に まつゆう*さん(media icon)10代で雑誌モデルを始めてから、タレント、アーティスト、ブロガー、ツイッターでの発信など、様々なお仕事をされてきたまつゆう*さん。現在もいろいろなメディアで形にとわれない仕事をする“media icon”として活躍されています。すべての仕事に貫かれているのが「楽しむ」姿勢。インタビュー中も、お話からポジティブ感があふれ出てきていました。今月は、そんなまつゆう*さんのお仕事について、お届けします。 これまでの自分も、知ってもらうために ――10代から、いろいろなお仕事をされてきているまつゆう*さん。今は主にどのようなお仕事を? なかなかひと言ではお伝えしにくいのですが、文章を書く仕事が多いですね… 小路いつも楽しく仕事しているから、みんなに「好きな仕事しかしていなくてうらやましい」と思われがちだけれど、実はその裏には努力があるよね。 菅原努力といえば、ものづくりをしている人たちの努力はすごかったなあ。菊川さんとか伊藤さん、千阪さん、中林さん。 ドイツの伝統技術で、日本文化も大事にしたおもちゃを 伊藤真穂さん(木工玩具職人)木工玩具職人の伊藤真穂さんが作る木のおもちゃは、棚に飾ると、それだけで温かい空気につつまれるような気がします。 会社員を経験後、単身でドイツへ修行に行き、技術を身につけ帰国。 「この仕事を続けているのは、ドイツでお世話になった人たちへの恩返し」と話す伊藤さんに、お仕事、そして木の魅力について話していただきました。 展示会中は徹夜で製作も ――伊藤さんは、木工旋盤で主に木のおもちゃを作られています。旋盤ってどんなものなのですか? 旋盤は、木を固定してモーターで回す機械です。その固定された木に刃物をあてて削り、たとえば人形の顔や体、手足などを作ります。 日本のこけしも、旋盤を使って作られています。… 小路菊川さんは学生時代から知っているけれど、こんなにも体が丈夫なことに驚いた(笑)。カフェを朝7時からあけて、夜までやっているわけだから。 【ワークスタイル】地域に根付いたカフェを KNETENオーナー菊川知子さんKNETENは茗荷谷の駅から少し歩いたところにあるカフェ。初めて訪ねた時、厨房でテキパキと働く女性の姿がまぶしかったことを覚えています。シェフであり、経営者でもある菊川さんは、国内だけではなくドイツでも修行をした経験の持ち主。「実直で、真面目と言われるドイツ人の国民性が私には合っていて」とのことです。自分のお店をもつまで、そして今とこれからを聞きました。 日本からドイツへ ――このお店を始められたのはいつですか? 2011年の12月です。今年で丸4年がたちました。高校卒業後は調理師学校へ。その後フレンチレストランで働き、製菓学校へ。洋菓子店で働いた後にドイツへ行きました。そこでパンやドイツ菓子… 菅原千阪さんの靴づくりも。出版社で働いている時もすごくかっこいい先輩だったけれど、今作っている靴もかっこいい。音楽家の根岸さんも、講師と演奏家両方ってすごいなあと。 【ワークスタイル】長く、履きこめる靴を 靴づくり屋chisaka千阪実木さん靴づくり屋chisakaの工房で、私たちの目の前に置かれたのは、持ち主に丁寧に手入れされ、大事に履かれていることがひと目でわかる、大きな靴でした。修理のために、つくり手の元に一時里帰りしてきたこの靴が、靴職人・千阪実木さんが目指す「修理しながら、長くつき合える靴をつくりたい」ということのすべてを物語っているようでした。 本づくりから靴づくりの道へ ――千阪さんは最初の就職は出版社の編集部でした。その後、靴づくりの道に進まれます。 短大卒業後、出版社で約10年、書籍や雑誌の編集をしていました。もうすぐ30代になる頃、このまま出版の仕事を続けていくのかどうか、迷いました。たまたまテレビで見たスペイ… 【ワークスタイル】生徒を長い目で見守る 根岸幸代さん(ピアニスト、ピアノ講師)私(ライター・菅原)は5才から12歳までピアノを習っていましたが、どうしても好きになることができず、たいして教本もすすまずに(練習しなかったので当たり前)、辞めました。ピアノの先生はどんなことを考えながら教えているのだろう…? 今月は「 “やろう!”と思うようになるタイミングは一人ひとりちがうので、長い目で見ることを大事にしています」という根岸さんに、ピアノの演奏家として、そして講師としての仕事について聞きました。 進路を決めたのは、中学時代 ――今は何人くらいの生徒さんにピアノを教えているのですか。 幼稚園児から中学生まで約20人です。月曜から土曜まで、毎日2~3時間が仕事の時間です。ピアノ… 小路カメラマンの中林さんの、現場にいく車の中ではスイッチを切り替えて仕事以外の事は一切考えないっていうのが印象に残っていて。彼女のことは本当によく知っているけれど、仕事に対する真面目な一面を知れたのは良かったな。JIYU5074Laboで仕事していても中林さんが一番きっちりしていてぶれないからね。 常にベストコンディションで撮るために 中林香(カメラマン)フリーカメラマン 中林香さんのワークスタイルとは。父親から借りた一眼レフが写真に興味をもつきっかけに。専門学校で学びアシスタントを経て29歳で独立。中林さんの今のワークスタイルとは。 菅原それに助けられる(笑)。菅さんと中林さんが、フリーランスは基本一人だけど、現場はチームだから、みんなが気持ちよく仕事できるように気を遣うって言っていたのが印象的。そういうところまで考えて、なおかついいものを生み出していく人たちだから次の仕事もお願いしたいとなるんだろうなと。 【ワークスタイル】人との出会いが本づくりの原点 菅聖子さん(編集業・ライター)「魅力的な人に会うと、もっと話が聞きたいと思うんです」と、フリーランスライター・編集者の菅さん。今月は、数多くの取材・執筆を手掛け、著書も出版されている菅さんに、お仕事について聞きました。同業の方に取材をするのはとても緊張するのですが、気さくに、丁寧にお話ししてくださいました。 仕事が仕事を運んできてくれる ――フリーランスで執筆、編集のお仕事をされていますが、具体的にはどのような内容なのですか? 自分で企画をたてて本をつくったり、依頼されて本の執筆をしたり、雑誌やウェブサイトで取材記事を書いたりしています。常にいろいろな仕事を同時並行で進めている感じです。 興味あるのは、人の暮らしや生き方。… 1 2 3 4 5 6フリーライター菅原然子(すがわらのりこ)大学で数学、大学院で教育社会学を専攻後、月刊『婦人之友』(婦人之友社)、月刊『教員養成セミナー』(時事通信出版局)等の記者・編集者を経て独立。人物インタビューや教育関連記事を中心に、多分野の記事を書いています。夫婦+コドモ2人(♀)の4人家族。趣味はチェロを弾くこと。動物と、文字と、音楽をこよなく愛するもの書きです。the WOOFRelated Posts2019-12-18大人女子のおしごと事情スウェーデン刺しゅうで手仕事の楽しさを 五十嵐富美(スウェーデン刺しゅう講師・作家)2019-12-09日曜日はパウンドケーキ!ゴールデンコンビで間違いなし!アップルシナモンパウンドケーキ2019-11-11日曜日はパウンドケーキ!ほのかな酸味がクセになる!ココアチェリーパウンドケーキ2019-10-14日曜日はパウンドケーキ!甘栗を使った栗のパウンドケーキ2019-09-09日曜日はパウンドケーキ!秋を感じる、さつまいものパウンドケーキ2019-08-12日曜日はパウンドケーキ!紅茶の香りでリッチな午後を 紅茶のパウンドケーキ菅原然子(すがわらのりこ)の記事一覧