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私のごきげんな毎日

【レシピ】むくみを撃退!たけのこ寿司とかき玉汁

足立洋子の体がよろこぶおいしいご飯

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新年度・新学期に入って明日は初めての土曜日・・・慣れない環境で少々お疲れ気味の方もいるでしょうか?
今日はとにかく疲労回復に効き目大、やる気が湧いてくる・・・その上、足などのむくみを取る作用もあると言うまさに旬の食材・・・たけのこを使ったお寿司と春らしいかきたま汁をセットでご紹介しましょう。

たけのこ寿司とかき玉汁

たけのこ寿司

材料と分量 (2人分)
ご飯 400g(大きめのお茶碗に2膳分)
合わせ酢(市販の寿司酢可) 大匙2~3
茹でたけのこ 50g(刻んでカップ1/2)
小揚げ 1枚
醤油 小匙1
みりん 小匙1
だし 大匙2
ちりめんじゃこ 適量
作り方
1.たけのこは薄い短冊切りか又はいちょう切り。小揚も縦2㎝×5~6㎜の幅に切る。
2.鍋にAと①を入れて煮汁がほとんどなくなるまで弱火で煮ておく。
3.熱々のご飯(炊きたてではなくても熱々にしたら十分)に②を入れてさっくりと混ぜ合わす。
→ちりめんじゃこが入っていたらこの時点で一緒に入れる。→ちりめんじゃこが入っていたらこの時点で一緒に入れる。

かき玉汁

材料と分量 (2人分)
だし 2カップ
1つまみ
醤油 ほんのたらっと
水溶き片栗粉 水大匙1+片栗粉小匙1
1個
三つ葉 適宜
作り方
1.だしを中火にかけて塩・醤油で調味し、煮立ったら水溶き片栗粉を入れる。
2.溶き卵を入れて大きくかき混ぜる。
3.細かく刻んだ三つ葉をさっと放して召し上がれ

たけのこの意外な効果とは?

たけのこにはグルタミン酸やチロシン、アスパラギン酸などのうまみ成分でもあるアミノ酸が含まれています。
ゆでた時にでる白い粒状のものはチロシンで害はありません。これらの成分は疲れをとる働きがあります。

又、チロシンには脳を活性化させ、ドーパミンやノルアドレナリンなどの神経伝達物質の原料となります。
ドーパミンが増えると脳が活性化して集中力が高まり、やる気が湧いてくるため、うつ病、認知症、パーキンソン病などの予防・治療に有効と、現在研究中です。

カリウムを豊富に含みナトリウム(塩分)を排泄する役割がありますから、高血圧や足などのむくみをとる作用もあります。
食べても分かるとおり食物繊維を豊富にふくんでいるため、便秘や大腸がんなどの予防に効果があり、便秘に良いと言うことはお肌にも良いと言うことですね。

◎食べ過ぎに注意
ただ、アクが強いので食べ過ぎると吹き出ものやアレルギーに似た症状を起こすことがあるので注意が必要です。

料理家足立洋子(あだちひろこ)
1951年、函館生まれ。
自由学園女子最高学部卒業。

会員数2万人の「全国友の会」において40年来、食の講師をつとめる。

NHK「あさイチ」で料理のスーパー主婦として出演。
近年はNHK北海道の「ひるナマ!北海道」に定期的に出演。
また、全国各地にて料理講習会・講演会を行なっている。

新潮社から発売した著書『かんたん が おいしい』シリーズは13万部を超え、2022年3月10日に婦人之友社から『つくる人も、食べる人も 幸せな おべんとう』を発売。
『ひとりぶんのおうちご飯(講談社)』『どんぶり+もう一品(マガジンハウス)』『めんどくさいがなくなる台所(SBクリエイティブ)』他、著書多数。

雑誌などへのレシピ提供のほか、商品開発などにも携わっている。

2013年よりCheRish Brun.にて月に2回、2017年より『苫小牧民報』にて月1回連載中。
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