CheRish Brun.|チェリッシュブラン

私のごきげんな毎日

【レシピ】溢れるほどのビタミンC!?何でも野菜のスープ

足立洋子の体がよろこぶおいしいご飯

P1184294

新しい年を迎えてあっと言う間にひと月、今が一番寒い時ですけれど暦の上では立春が過ぎ春に向かってまっしぐら?

今日は体を芯から温めて疲労回復に効果があり、又、冬の乾燥肌やくすみ肌など美肌作りに欠かせない野菜がたっぷりの、やさしいお味で栄養満点のほっこりスープをお伝えしましょう。

このスープは私が「野菜不足!」と思った時にすぐ作る一品です。少し多めに作ってくたくたになってきたらミキサーをかけてポタージュにすると又、美味しいです。

何でも野菜のスープ

材料と分量(2人分)
野菜
キャベツ
玉葱
人参
ピーマン
南瓜
じゃが芋
セロリ
合せて300g
P1184286
2カップ
鶏ガラスープの素 小匙2
ベーコン(フランクフルトやウインナーでもOK) 2枚
2個
とろけるスライスチーズ 2枚
作り方
1.野菜は薄切りか千切りにします。南瓜が美味しいのでお忘れなく
2.お鍋に水とガラスープを入れて煮立てる
3.2に野菜を入れて野菜の中にくぼみをつけて卵をおとす

P1184288

4.煮立ったらベーコンを入れて出来上がり
 5.盛り付けたらスープの上にとろけるチーズをのせて召し上がれ

キャベツには各ビタミンが豊富!

薬膳における野菜の役割は五臓を活性化させ、体調を整えることにあります。
その季節にとれるいわゆる旬の野菜は栄養分が多く、お味も一番美味しい時でしょう。
暑い時期に採れる夏野菜は体を冷やすもの、冬に採れるものには体を温めるものが多く自然界の理にかなった食材にいつも感動します。

栽培物が多くなってきている昨今ですが、少し意識してみるとスープに向く材料は体を温める食材が多いことがわかります。
このスープに入っているキャベツはビタミンCをはじめ、さまざまなビタミンを含んでいます。
胃粘膜の働きを整える作用があり、胃腸の働きを良くすることで気力が高まりますから積極的に食べましょう。

又、芋類と同列にみられやすい南瓜ですが芋類にはほとんど含まれていないカロチンを多く含みます。
野菜はスープにすることで生野菜よりも量を食べられ、又野菜の栄養分はすべてスープの中にとけ出ていますから野菜スープはすぐれたお助けメニューです。

料理家足立洋子(あだちひろこ)
1951年、函館生まれ。
自由学園女子最高学部卒業。

会員数2万人の「全国友の会」において40年来、食の講師をつとめる。

NHK「あさイチ」で料理のスーパー主婦として出演。
近年はNHK北海道の「ひるナマ!北海道」に定期的に出演。
また、全国各地にて料理講習会・講演会を行なっている。

新潮社から発売した著書『かんたん が おいしい』シリーズは13万部を超え、2022年3月10日に婦人之友社から『つくる人も、食べる人も 幸せな おべんとう』を発売。
『ひとりぶんのおうちご飯(講談社)』『どんぶり+もう一品(マガジンハウス)』『めんどくさいがなくなる台所(SBクリエイティブ)』他、著書多数。

雑誌などへのレシピ提供のほか、商品開発などにも携わっている。

2013年よりCheRish Brun.にて月に2回、2017年より『苫小牧民報』にて月1回連載中。
Share / Subscribe
Facebook Likes
Tweets
Hatena Bookmarks
Pinterest
Evernote
Feedly
Send to LINE