CheRish Brun.|チェリッシュブラン

私のごきげんな毎日

【レシピ】麻婆茄子のジャージャー麺風うどんで夏のむくみとさようなら!

足立洋子の体がよろこぶおいしいご飯

麻婆茄子のジャージャー麺風うどん

7月は麺特集です。

今日は夏野菜の代表格「茄子」を使いましょう。
熱くなると同時に出てくるのが「夏野菜」です。この頃は一年中ある「夏野菜」ですが、露地ものとハウス物では栄養価も全く違うようです。
夏野菜は気温の上昇と共に体を冷やし、ほてりを抑える役目をします。

暑気あたりや、食欲のない時におすすめの食材で、カリウムを豊富に含みますから、利尿効果が高くむくみの改善や、血流を良くします。
茄子は油との相性の良い食材です。今日は茄子をピリッと辛いジャージャー麺風に仕立ててみましょう。

麻婆茄子のジャージャー麺風うどん

材料と分量(2人分)
細いうどん(乾麺) 200g
茄子 4個
豚ひき肉 150g
にんにくのみじん切り 1片分
しょうがのみじん切り 1かけ分
長ねぎのみじん切り 5㎝分
豆板醤 小さじ1
合わせ調味料
鶏がらスープの素小さじ1・オイスターソース・酒・砂糖・醤油 各小さじ2
小さじ1
水溶き片栗粉 (水大さじ2+片栗粉小さじ1)
サラダ油 適宜
ごま油 適宜
白髪葱 5㎝分
作り方
  1. 茄子は大きめの一口大の乱切りにする。水に10分さらし、ペーパータオルで水を拭きとる
  2. フライパンに1㎝深さの油を入れて、中温に熱して茄子を皮目を下にして入れる。
    色が鮮やかになったら上下を返し、切り口が薄く色づくまで揚げ焼きにし、取り出して油を切る
  3. ②のフライパンの油を少々残してあけ、にんにく・しょぅが・葱を焦がさないように炒めて、香りが立ってきたらひき肉を入れて焼き付けるように炒め、肉に火が通ったら豆板醤を入れてよく炒める
  4. ひき肉に火が通ったら合わせ調味料を入れ、味がなじんだら茄子を戻し入れてサッと炒め水時片栗粉でとろみをつけ、最後にごま油で風味付けをする
  5. たっぷりの熱湯で表示通り茹でた麺は湯を切って流水でもみ洗いして、しめる
  6. ⑤に④の麻婆茄子をかけて白髪ねぎをのせて完成!

美味しい日々
たまに・・・たまに・・・
本当にたまになのですが、無性に手をかけたものが作りたくなる時があります。
基本的には「かんたんがおいしい!」手のかかっていないものが美味しいと思っているので、手がかかっていると言っても知れてはいるのですが。
昨夜、夕食の時間になってから急に、無性にチーズをはさんだとんかつが食べたくなってしまいました。

フォークとナイフを入れたら、とろーりとチーズが流れて……と想像しただけで、とんかつモードに突入。生姜焼き用の豚肉が4枚残っていたので、2枚ずつ組み合わせるようにまな板の上に並べブラックペッパーを振りかけました。
チーズだけでは何だか物足りなくて、海水漬けの中でリミットを迎えていた茄子を薄切りにして、その上からたっぷりのチーズをのせて上から豚肉で蓋?をしました。
粉に、卵には面倒なので、私の大好きな「コツのいらない天ぷら粉」を溶いて、衣にして、フロインドリーブの細かいパン粉をたっぷりはたいてとんかつの形の出来上がり。多くない油で揚げ焼きにしようと1センチほどの油の中で、最初はじっくりと、最後はキリツと揚げ作業をして、カリッととんかつの出来上がりです。
フォークとナイフを入れたら、期待通りにチーズがとけて、思わず「あーー幸せ!」
2枚焼けたので、1枚はお弁当のおかずに残すはずが、食べてしまうと言う意志薄弱ではありましたが。
これを何枚も揚げるのは大変でも、枚数が少ないと楽なんだーと改めて思った次第。

料理家足立洋子(あだちひろこ)
1951年、函館生まれ。
自由学園女子最高学部卒業。

会員数2万人の「全国友の会」において40年来、食の講師をつとめる。

NHK「あさイチ」で料理のスーパー主婦として出演。
近年はNHK北海道の「ひるナマ!北海道」に定期的に出演。
また、全国各地にて料理講習会・講演会を行なっている。

新潮社から発売した著書『かんたん が おいしい』シリーズは13万部を超え、2022年3月10日に婦人之友社から『つくる人も、食べる人も 幸せな おべんとう』を発売。
『ひとりぶんのおうちご飯(講談社)』『どんぶり+もう一品(マガジンハウス)』『めんどくさいがなくなる台所(SBクリエイティブ)』他、著書多数。

雑誌などへのレシピ提供のほか、商品開発などにも携わっている。

2013年よりCheRish Brun.にて月に2回、2017年より『苫小牧民報』にて月1回連載中。
Share / Subscribe
Facebook Likes
Tweets
Hatena Bookmarks
Pinterest
Evernote
Feedly
Send to LINE