大人女子のご褒美バカンス

私が “私” と出遭う よみがえりのプーケット旅(2) 抱擁し解きほぐす、癒しのバンヤンツリー・スパ

私が “私” と出遭う よみがえりのプーケット旅(2) 抱擁し解きときほぐす、癒しのバンヤンツリー・スパ

五感を満たすスパの聖域(サンクチュアリー)

「痛み」。身体、そして心を縛る最も苦しい感覚。皆、大なり小なり不調を抱えています。でもどうして私たち女子は、いつもいつも、つい頑張り過ぎ、堪え過ぎてしまうのでしょうか?

その「痛み」を旅先で合理的に解消するだけでなく、五感を満たし幸せにする代表格がホテルスパだと私は確信しています。

清潔で芳香漂うラグジュアリーな空間で提供されるのはテクニックだけではありません。礼儀、おもてなしの心、さらにゲストへの情愛をも育てられたセラピストたちが粒ぞろいなのがホテルスパ。街角の格安マッサージショップとの大きな違いです。

お気に入りのホテルスパ中でもおススメしたいのがこのバンヤンツリー・スパ。前回お話しした通りトロピカル・ガーデン・スパの発祥の地、バンヤンツリー・プーケットから生まれました。

ここで提唱するのは「五感の聖域」。視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚という私たちの感覚を心地良く揺さぶり、その手技が織り成すトリートメントが心の奥まで解きほぐすのです。

滞在中やスパの最中、聴こえてくるのはオリジナル・スパ・ミュージック。そしてバンヤンツリーを象徴するおもてなしのひとつ、日替わりのアロマやお香の香りは胸の奥まで染み込み広がります。なにより五感をやさしく刺激するだけでなく、音や香りが素晴らしい思い出に変わっていくのを感じることができます。

Banyan Tree Today’s Scent アロマオイルとお香のカレンダー
<アロマ> <お香>
月曜日 レモングラス ローズ
火曜日 オレンジ ベルガモット
水曜日 ペパーミント チャンパカ
木曜日 シトロネラ ラベンダー
金曜日 ユーカリ サンダルウッド
土曜日 リツェアクベバ ナイトクリーン
日曜日 パイン アンバー

2つの異なるタイプの香りを同時に焚くブレンドの絶妙さ、これはぜひ家で取り入れて頂きたい知識のお土産であり、リラックス法のひとつです。

サラでの準備をワクワクしながら待つのもまた嬉しいもの

サラでの準備をワクワクしながら待つのもまた嬉しいもの

夢心地のトロピカル・ガーデン・スパ三昧

バンヤンツリー・プーケットのスパ・サンクチュアリーに辿り着いたら、なにをおいてもご自分のヴィラのサラ(東屋)でマッサージを受けてください。日本とタイの時差は2時間。ジェットラグは僅かで済むものの日々の疲れと移動によるダメージやストレスは確実に積もっています。それを一気に解消するにはマッサージが一番。

しかも自分の部屋ですからこの上なく気楽。シャワーを浴び、お化粧を落としたら、あとはセラピストが用意してくれたベッドに横たわるだけ。

自然を感じながらの施術。解放的な雰囲気も手伝い、心が開き始めます

自然を感じながらの施術。解放的な雰囲気も手伝い、心が開き始めます

なんといっても、ここはスパ・サンクチュアリー。到着早々、スパ受け放題に突入できます。マッサージを好きなだけ、そう想像するだけでうっとりしてきませんか?

バンヤンツリー・プーケット・スパ・サンクチュアリー
Banyan Tree Phuket SPA SANCTUARY
宿泊料:1泊1室2名まで THB25,894.83 朝食付き 税・サービス料別
ヴィラで受けられる施術:Balinese /Deep Tissue /Gentle Touch /Thai Classic /Thai Essence

例えば私が好んでリクエストするのはバリ式の技法をとり入れたBalinese。温めたエッセンシャル・オイルを用い、親指と手のひらを使ってマッサージ。セラピストは身体に触れると即座に筋肉の緊張を読み取り、また好みの力加減で全身を揉み解します。

庭先で揺れるプルメリアは目を閉じるとより香るもの。熱い風がプールやラグーンの水辺、そして肌を撫でていきます。これぞトロピカル・ガーデン・スパの醍醐味。終了後、心地良さを噛みしめつつ、そのままベッドにもぐりこむ。なんて幸せでしょう!

ちなみに風水学によると女性は「溜める」「受け取る」「あたためる」という気質を持ち、水を湛えた暖かい場所に身を置くと自然と心を開かせるといいます。そうした意味でもバンヤンツリー・プーケットは私たちを癒し高める聖域なのです。

自分をケアしてくれるハーバルグッズを手作りし、その役割を知るのも興味深いもの

自分をケアしてくれるハーバルグッズを手作りし、その役割を知るのも興味深いもの

センス・オブ・ウェルネスで知るリゾートの楽しみ方

リゾート、バカンスとはいっても、久しぶりの海外旅行と意気込むとつい予定を詰め込み過ぎるもの。なにもしない休日に憧れつつ「せっかくの休みがもったいない、お金がもったいない」と考えがちです。

しかしリラックスは「忙」から生まれません。同時に「無」からも存在しません。しいていえば自分を喜ばせることがリラックスとリフレッシュの秘訣。そこで私は滞在中、スパ・サンクチュアリー限定のセンス・オブ・ウェルネス・パッケージを選びました。

センス・オブ・ウェルネス・パッケージ Sense of Wellness Package
利用条件:4泊以上の滞在
料金 : THB41,000~/1泊1室、2名まで
期限:2017年10月31日までのご滞在
4泊滞在のパッケージに含まれるもの:朝食、2回のランチ、2回のディナー、ボディ・マッサージ、スパ・サンクチュアリー・プール・ヴィラ4泊の宿泊代
メニュー:NOURISHMENT/HEALING HEART/CENTERING/KEEPING FIT/ENLIGHTENMENT/TRADITIONAL HEALING

6つのセンス・オブ・ウェルネスから選んだのはTRADITIONAL HEALING。これはタイ式の癒しをとり入れたメニューです。

ヨガや太極拳で始まる朝。スパ・キュイジーヌのランチ。スパメニューからはロイヤルバンヤンが選ばれており、施術に使用するハーバルボウルやポーチ、ボディスクラブをセラピストと共にヴィラで一緒に作るなどタイ式の癒しを学びます。これが実に楽しいものでした。

ボディ&フェイスケア用品作りに料理教室のように食材が並びます

ボディ&フェイスケア用品作りに料理教室のように食材が並びます

ハーバルボウル、ポーチの中にはカフィアライム(コブミカン)、ターメリック、レモングラス、カンファーパウダーなどタイの伝統医療に欠かせない素材が入ります。

ボディ・スクラブはキュウリやレモングラスほかをブレンド。すべて食材という点もタイ式でありエコロジカルな取り組みを続けるバンヤンツリーならではの提案。家でも実践できるよう配合の仕方、食材の相性、それぞれの効能などもエキスパートがレクチャーしてくれる贅沢さです。

セラピストの微笑み、花びらを浮かべたフットバス、窓の外に揺れる緑。これぞトロピカルガーデン・スパの極み

セラピストの微笑み、花びらを浮かべたフットバス、窓の外に揺れる緑。これぞトロピカルガーデン・スパの極み

バンヤンツリー・スパで得る至福の時

お楽しみはヴィラのマッサージだけではありません。バンヤンツリー・スパに出向いて受ける施術、ロイヤル・バンヤンも格別です。

ボディスクラブでやさしく角質を落とした後、手技で揉み解します。さらに温めたセサミオイルを染み込ませたハーバルボウルでマッサージ。仕上げのフェイスマッサージ、ハーバルバスまで夢心地の150分。

セラピストがゲストに向かう癒しの気持ちは母性そのもの。そして、すべての動作に躊躇がなく、とても静かで神聖。タイの一流スパの施術はまるで儀式のようだといつも思います。

特に気に入っているのは肘から下を使って肩甲骨や肩を解す術。オイルによって滑らかになった肌に深く、広く、ゆっくりと絶妙な力加減で緊張と痛みを解き放つよう努めてくれます。

「心地良い」「なんて幸せなんだろう」と感じた途端、胸の奥で心がふんわりと膨らむイメージが湧き上がります。すると、訳もなく涙が頬を伝う。それは心と身体がめぐり始めた合図です。

味覚にアプローチするハーブティやフルーツ。お茶は施術の前後、フルーツは施術後にサービスされる

味覚にアプローチするハーブティやフルーツ。お茶は施術の前後、フルーツは施術後にサービスされる

デンファレを浮かべたハーバルバスにゆったりと浸かり青い空を仰ぐ。身体のどこにも、もう痛みを感じていません。口から飛び出すのは「ああ、幸せ」という感嘆の言葉。私はその瞬間を求めて旅をしている、と言っても過言ではありません。

そしてすべてを終え、身支度を整える時に見る鏡の中の自分に毎回驚きます。全身の浮腫みが消え去り、すっきりとした顔、首、鎖骨へのライン。瞳の奥は炎が灯ったようにキラキラ輝き、久しぶりに見る、穏やかな表情をした私が目の前にいる。

もしまだあなたが、この幸福を未体験だとしたら「もったいない」としかお返事ができないほどの至福の瞬間です。

次回はイン・ヴィラ・ブレックファストやセンス・オブ・ウェルネスが提案するスパ・キュイジーヌほか、バンヤンツリー・プーケットでのお食事についてお話しします。

バンヤンツリー・プーケット Banyan Tree Phuket
住所:33,33/27 Moo 4, Srisoonthorn Road, Cherngtalay, Amphur Talang, Phuket 83110, Thailand
電話番号: +66 (0)76 372 400
予約専用フリーダイヤル :0120-778-187(日本語対応)
E-mail:phuket@banyantree.com
URL:http://www.banyantree.com/en/ap-thailand-phuket-resort

著者プロフィール

泉美 咲月
泉美 咲月文筆家、写真家、出版プロデューサー
1966年、栃木県生まれ。27歳の離婚を機に1994年より女性誌や企業誌、ムック、Webなどで企画記事の提案やインタビュー&執筆開始、のちに書籍制作を手掛けるようになる。旅と食に重きを置き『台湾カフェ漫遊』、『京都とっておき和菓子散歩』、『糖尿病でも大丈夫! しっかり甘い手作りスイーツ』などを出版。

またタイ料理とリゾートを求め1991年の初訪問以来の親泰。数多訪ねるうち、2012年には計40日間に渡り滞在し取材、各メディアに紹介。好きが高じて2013年5月、著書『40代大人女子のための開運タイごほうび旅行』(太田出版)を上梓。タイをはじめ、大人の女性が楽しめ、幸せになれる旅を案内するのが使命。

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