足立洋子の体がよろこぶおいしいご飯

【レシピ】小豆ご飯で、小豆のパワーを味方につけて

小豆ご飯

先日、元旦を迎えたのに…早、6日!!
明けましておめでとうございます。皆さまにとりましてお幸せな一年でありますようお祈り申し上げますとともに、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、新年の一回目はかんたんに作れてお祝いの心を表す「小豆ご飯」をご紹介します。

小豆ご飯

材料と分量(作りやすい分量)
白米 1.5合
もち米 0.5合
煮小豆 1/4カップ
小さじ1/2
小豆の上ずみ液 1/4カップ
作り方
  1. 小豆と、小豆の4倍の水を鍋に入れて火にかけ、フツフツしてきたら一度、茹でこぼす
  2. 小豆を4倍の水で更に躍らせないようにして煮、13分ほどしたら上ずみ液をとる。
  3. 上ずみ液をおたまで、10回ほど持ち上げて空気にさらす(色がきれいになる)
  4. ②の小豆はまだ煮えていないので、もう少し弱火で煮続け、小豆を2本の指で手に取って弾力が出てきたらOK!!
  5. 白米ともち米を一緒に洗って濡れ布巾をかけ、30分置く
  6. 炊飯器に⑤のお米、上ずみ、塩を入れ、2合分の分量のところまで水を入れてよく混ぜ、その上に④の小豆を乗せ、15分ほど置いてから、急速白米で炊飯する
  7. 炊き上がったら、小豆をつぶさないように取り分け、1/3はご飯の中に、2/3はご飯の上にのせて出来上がり

※小豆を煮る一つ一つの動作は楽しいのですが、小豆を買っても、その後使う予定がない方などは、市販のお赤飯用の「茹で小豆」の缶詰を使うと良いでしょう。
この時の上ずみ液は缶に入っている汁を使います。「茹で小豆」は甘くないものです。

※残りましたら、是非冷凍保存を。とても便利です。

美味しいだけじゃない小豆のパワー

小豆というとあんこというイメージがありますが、普通に茹でてお豆としても食べられ、他の大きな豆よりも火が通りやすく調理のしやすいお豆です。
そして美味しいだけでなく食物繊維やビタミンなどの栄養素がたっぷりつまっています。

小豆の歴史

小豆の歴史はとても古く、世界最古の中国の薬学書である「神農本草経」にも登場します。小豆の煮汁には解毒作用があるとされ、当時は食べ物というよりも薬としての側面が強かったようです。

日本には3世紀頃伝わり、古事記や日本書紀にも小豆が登場します。
この赤い色にとても重要な意味があり、魔除けなど呪術的な力があると信じられていました。
赤は太陽、生命などを象徴する色。原産地の中国では厄よけの意味を込めて食べたり、お祝い事の席でよく料理に使われていたそうです。日本では江戸時代になって、おめでたいことがあった時に小豆を炊き込んだお赤飯を食べる風習が広まりました。

煮汁の効果

さて、小豆は多くの栄養がつまった優良食品ですが、良く知られている効果の一つに煮汁によるむくみ解消があります。又、使い方によっては宿便も取れるそうです。

漢方では相似形という考え方があり、それは内臓と似た形の食物を食べるとその内臓が良くなるというものです。小豆は腎臓と形が似ていますが、小豆の煮汁を飲むと腎臓の炎症が抑えられ利尿作用が促されて、むくみ(リンパ液の滞り)が解消されます。

韓国では「小豆の煮汁飲むだけダイエット」がよく知られています。 特にぽっちゃりに見える水ぶくれタイプの方にはこの小豆煮汁によるダイエット法はぴったりのようです。
小豆の煮汁は漢方で言うところの水毒による症状、例えばアレルギーや鼻水などの改善にも効果を発揮します。
また、二日酔いの解消にも煮汁がよく効きます。

年末年始の運動不足の中の飲み過ぎや食べ過ぎなど、むくみからくるだるさなど、早めにデトックスして新年を元気に歩みだしましょう。

著者プロフィール

足立洋子(あだちひろこ)
足立洋子(あだちひろこ)料理家
1951年、函館生まれ。
自由学園女子最高学部卒業。
会員数2万人の「全国友の会」において30年ほど食の講師をつとめる。
NHK「あさイチ」で料理のスーパー主婦として出演。
2013年9月に発売した新潮社から発売した著書『かんたん が おいしい』は13万部を超える。

レシピ本を多数出版している他、雑誌などへのレシピ提供を行なっている。
趣味はお取り寄せ。

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