CheRish Brun.|チェリッシュブラン

私のごきげんな毎日

スープンで食べる「じゃがいものホットサラダ」で美人になれる⁉︎

足立洋子の体がよろこぶおいしいご飯

日に日に日の出は遅くなり、日の入りはますます早くなって本格的な冬の到来を告げているような毎日です。朝夕の気温差に、皆さまお風邪は大丈夫ですか?

北海道ではナナカマドの実が真っ赤に実って、間もなく雪をかぶったナナカマドを見ると、長ーい冬の始まりです。体を温かくして、くれぐれもお体をお大事にお過ごしくださいね。

じゃがいものホットサラダ

じゃがいものホットサラダ

今日は、じゃがいもをメインにした、ちょっと珍しい、じゃがいものホットサラダをご紹介しましょう。
大きなスプーンで豪快に召し上がれ。

材料と分量(2人分)

  • じゃが芋…2個
  • 人参…3㎝
  • きゅうり…1本
  • わかめ…10g
  • カニカマ…適宜

<フレンチドレッシング>

  • サラダオイル…大さじ2
  • 酢…大さじ1
  • 塩…小さじ1/3
  • こしょう…適宜
  • 玉ねぎのすりおろし(お好みで)…小さじ1

作り方

  1. じゃが芋、人参は1㎝の賽の目に切って固ゆでにしておく
    きゅうりは縦に4ツ割にして5㎜幅に切り、軽く塩をして水気を切っておく
    カニカマは適当な大きさに割く
    わかめは水で塩抜きをして食べやすい大きさに切る
  2. ドレッシングの材料を瓶に入れて軽く振るとドレッシングの完成
  3. じゃが芋と人参が熱いうちにドレッシングで和えてから、カニカマ、きゅうり、わかめを入れて、塩・こしょうで味を調える
じゃがいものホットサラダ

※カニカマの代わりに竹輪にしても美味しいのでオススメです!

あっと驚くじゃが芋の効能

一度にたくさん食べられて、何にでもあうじゃがいもは、ビタミンCの大事な供給源です。
じゃがいものビタミンCは、100g中約20㎎で、リンゴやレタスの約4倍、トマトなどと同じくらい入っています。

じゃがいも

水に流されやすい、また、熱に弱いビタミンCですが、じゃがいものビタミンCは熱に強いのが特徴。
それは、加熱されることによって表面のでんぷんが粥化して溶けだしにくくなるためと考えられています。

ビタミンCが多く風邪予防や、ストレス緩和、余分なナトリウムの排出を促すカリウムも豊富です。

量の大きい割に低カロリー食品であること、便秘を防ぐ働きをすること、胃腸を丈夫にすることから、一時、胃がんを予防することも言われていました。

これからどんどん美味しくなるじゃがいもを、大いに調理に取り入れましょう。

料理家足立洋子(あだちひろこ)
1951年、函館生まれ。
自由学園女子最高学部卒業。

会員数2万人の「全国友の会」において40年来、食の講師をつとめる。

NHK「あさイチ」で料理のスーパー主婦として出演。
近年はNHK北海道の「ひるナマ!北海道」に定期的に出演。
また、全国各地にて料理講習会・講演会を行なっている。

新潮社から発売した著書『かんたん が おいしい』シリーズは13万部を超え、2022年3月10日に婦人之友社から『つくる人も、食べる人も 幸せな おべんとう』を発売。
『ひとりぶんのおうちご飯(講談社)』『どんぶり+もう一品(マガジンハウス)』『めんどくさいがなくなる台所(SBクリエイティブ)』他、著書多数。

雑誌などへのレシピ提供のほか、商品開発などにも携わっている。

2013年よりCheRish Brun.にて月に2回、2017年より『苫小牧民報』にて月1回連載中。
Share / Subscribe
Facebook Likes
Tweets
Hatena Bookmarks
Pinterest
Evernote
Feedly
Send to LINE