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私のごきげんな毎日

ジュラシック・ワールド

シネマキアート

怒涛のアクション大作映画の紹介が続いていますが、今回は今年の夏休み映画の真打ち『ジュラシック・ワールド』を紹介したいと思います。本作に関しては、長い説明は不要だと思うので、シリーズ初となる3D上映でこのテーマパークを体感してください。大大大興奮ですから!

スティーヴン・スピルバーグが世に送り出した名作シリーズ『ジュラシック・パーク』(93)、『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』(97)、『ジュラシック・パークIII』(01)から続くシリーズ第4作となる本作。勿論、過去作を観たほうがより楽しめますが、最新作から観ても何の問題もないです。

物語の舞台は、事故が起こった「ジュラシック・パーク」から22年後のイスラ・ヌブラル島。ここに新たな恐竜のテーマパーク「ジュラシック・ワールド」が作られ、すでに世界中からの旅行者でにぎわうリゾート施設として成功していた。さらにリピーターを増やす為に、遺伝子操作を行ったハイブリット種の恐竜を創り出すが、暴れ出し、再びパークはパニックに…。

とまぁ、ストーリーは予想できる展開で、シンプルでいいんです。注目すべきは、想像を超える脅威の映像! 予告編で流れる、巨大なプールで行われるモササウルスへの餌付けショー(餌はホオジロザメ!!)のシーンはご覧になりましたか? 第1作目の時も度肝を抜かれました(興奮した私はロケ地のハワイ・オアフ島のクアロア・ランチに行ったほど)が、比にならないレベルのテクノロジーの進歩がここにあります。『ゼロ・グラビティ』を3D上映で観損ねて悔しい思いをした方、本作は外せないですよ、絶対!

6月に全米で公開されるやいなや、オープニング歴代興収1位となる5億2410万ドル(約650億9270万円)という歴史的大記録を叩き出し、公開7週目の7月21日(現地時間)、全世界興行収入が15億2,200万ドル(約1873億9625万円)を突破し、歴代累計興行収入でも『アベンジャーズ』を抜いて、現在第3位にランクイン。

Universal Pictures and Amblin Entertainment
Universal Pictures and Amblin Entertainment

この超大作を率いる主人公オーウェン役に抜擢されたのは、昨年大ヒットした映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』でも主演を務めたクリス・プラット。前回のコラムで“ムキムキ四天王クリス”と勝手に命名したひとりです。オーウェンは、現在公開中の映画『海街diary』の話題の4姉妹に負けない、ヴェロキラプトル4姉妹を見事に調教しています。また、メガホンを取るのは、『スターウォーズ/フォースの覚醒』の監督候補にも挙がっていた注目のコリン・トレボロウ監督です。ホント、いい仕事しました!

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ILM / Universal Pictures and Amblin Entertainment

リアル・テーマパークにも劣らない本作。これを3D/IMAXデジタルシアターで観ずして今夏は越せないですよ!

ジュラシック・ワールド
8月5日(水)全国ロードショー
http://www.jurassicworld.jp
(C)2015 Universal Pictures

フリーランス エディター・ライター國方 麻紀(くにかたまき)
香川・丸亀出身、東京・吉祥寺在住のエディター・ライター。
女性誌『ELLE JAPON』『VOGUE JAPAN』のウェブエディター、ウェブサイト「GLAM」「tend」「BRASH」統括編集長を経て、現在はフリーランスに。好きな映画のジャンルは、バイオレンスや時代劇、B級など。
「このコラムを読んで普段観ないようなジャンルの映画にも興味を持ってもらえたらうれしいです!」
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