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私のごきげんな毎日

【レシピ】たまった疲れにさようなら!スタミナ満点レバニラ丼

足立洋子の体がよろこぶおいしいご飯

5月に入りました。ようやく私の住む北海道にも桜前線が到着したようです。
さて、いよいよゴールデンウイークに突入・・・今年のゴールデンウイークは大型連休と言うのでしょうか?
新学期、新年度が始まって一ヶ月過ぎ、少したまった疲れも、ストレスもこのお休みにリセットできると良いですね。
ちょつとスタミナ切れの方に、今日はスタミナ料理の典型のようなレバニラを丼仕立てにしてみました。貧血、肌あれにも効果大です。
先月も書きましたが、丼物は一人前の材料を人数分に応じて倍掛けしていく方がかんたんと思いますので一人分の材料で出します。

レバニラ丼

材料と分量(1人分)
レバー 50~60g
ニラ 1/4束
もやし 1/4袋(約50g)
にんにく・しょうがのみじん切り 各小さじ1/3
片栗粉 大さじ1
サラダ油 大さじ1
醤油 大さじ1
大さじ1
和風顆粒だし 1つまみ
塩・こしょう
ご飯
作り方
1.レバーは食べやすい大きさの薄切りにし、30分ほど冷水につけて血抜きをする。
2. にんにく・しょうがはみじん切り、もやしは水の中でシャバシャバと洗い、水をきっておく。ニラは4㎝の長さに切っておく
3. 1のレバーの水気を拭きとり、片栗粉をまぶす
4. フライパンにサラダ油を入れてにんにく・しょうがを入れて火にかけ、香りが立ってきたら③のレバーを焼き付けて火が半ば通ったら一度取り出す
5. そのフライパンでもやしを炒め軽く塩・こしょうをする。④をもどして醤油・酒・和風顆粒だしで調味する

 

栄養銀行のレバーをとって元気と美をチャージ

貧血改善=レバーと言うほど、貧血しやすい女性にとっては鉄の補給に欠かせない食品です。内臓の中でもレバーは栄養銀行と呼ばれるほど栄養価に富んでいます。摂取した栄養素は肝臓内に蓄えられ、いざと言う時には全身に配られます。その仕組みから銀行の役割に似ていると言うことのようです。くせのある食品ですが、又くせのあるニラと組み合わせることでおいしさは倍増する気がします。
先月も書きましたが、あの強烈なにおいのため、ニンニクとともに、ウィークエンドベジタブル(週末野菜)と言われている野菜です。硫化アリル…あの独特なにおいの成分ですが、
がん予防細胞の酸化を防ぐ作用と発がん物質の毒性を消す酵素の働きを活発化させる作用があります。
体をあたため、自律神経に働きかけ血液循環を良くするので、食べると体がぽかぽかします。
造血作用のあるレバー・自律神経に働きかけるニラ。連休明けにはお疲れが取れていますように。

料理家足立洋子(あだちひろこ)
1951年、函館生まれ。
自由学園女子最高学部卒業。

会員数2万人の「全国友の会」において40年来、食の講師をつとめる。

NHK「あさイチ」で料理のスーパー主婦として出演。
近年はNHK北海道の「ひるナマ!北海道」に定期的に出演。
また、全国各地にて料理講習会・講演会を行なっている。

新潮社から発売した著書『かんたん が おいしい』シリーズは13万部を超え、2022年3月10日に婦人之友社から『つくる人も、食べる人も 幸せな おべんとう』を発売。
『ひとりぶんのおうちご飯(講談社)』『どんぶり+もう一品(マガジンハウス)』『めんどくさいがなくなる台所(SBクリエイティブ)』他、著書多数。

雑誌などへのレシピ提供のほか、商品開発などにも携わっている。

2013年よりCheRish Brun.にて月に2回、2017年より『苫小牧民報』にて月1回連載中。
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